炎天下でのマラソン、体調管理から棄権者が出る可能性も示唆される
連日の酷暑、埼玉県熊谷市で41.1を記録、岐阜でも41.0度を記録するなど、日本列島は年々暑くなる一方です。
そんな中、2020年に開催される東京オリンピック開催について、暑さ対策や熱中症対策について懸念の声が上がり始めているのです。
暑さ対策の一環として、マラソンや競歩などのスタート時間が前倒しになることは発表されましたが、果たしてそれだけで暑さ対策や熱中症対応になるのでしょうか?
今回、コース上にミストコーナー場を設けるなど設備的対策も施されるそうですが・・・・・果たして効果の程はどうなのでしょう。
命の危険が伴う酷暑が予想される中で行われる東京男女マラソン、レース中、もしくはゴールした瞬間に倒れ込み、そのまま息を引き取る悲劇は避けなければならないのです。
命を落とさなくても、多くの専門家が心配しているのが熱中症による内臓器への負担、特に腎臓へのダメージが心配されているそうです。
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専門家は次のような指摘をしています。
『熱中症は、暑さが原因で起こる健康障害で、体内の水分や塩分が汗とともに大量に排泄され、その補給ができないと脱水症状に陥るのです。
体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能が働かなくなると、めまい、立ちくらみ、痙攣、頭痛、意識障害などの症状を起こします。
軽度の症状でも甘く見てはいけません。
涼しい場所に移動させ、衣服を緩め、エアコンや扇風機で体の熱を逃してあげましょう。
ナトリウムイオンなど電解質を含んだスポーツドリンクや経口補水液などを少しずつ飲ませることです。
水分を口に出来ないようであればすぐに救急車を呼びましょう。』
しかし、オリンピックの場合、国民の期待は大きくなるため、日本選手は体に異常を感じても簡単に途中棄権はしないのでは、との心配の声も上がっているそうです。
それが、内臓、特に腎臓に過度の負担を掛けることになってしまう、と指摘しています。
体は体温を上げたり(熱産生)、下げたり(熱放散)して、適度な体温を保っており、気温が高くなれば汗をかき、蒸発させることで体温調節をしているのです。
昨今の東京の夏の気温は朝7時でも気温が30度を超える日々も、しかも湿度が高いのです。
汗をかいても蒸発しにくい為、体温の調節が出来にくくなっています。
マラソンや競歩の選手などにとっては、最悪のコンディションですよね。
前述の専門家は、『体温ががった状態で走り続けることも大変危険ですが、大量の汗をかいた事で体内の水分や塩分も減る事になるのです。
脱水症により血液が濃縮され、循環血液量が減少するので、脳梗塞、心筋梗塞の発症にも注意が必要です。
循環血液量が減少すれば、内臓全般の動きも鈍ることになりなすが、特に腎臓に関して言えば、血液を濾過して尿を作り水分調節も行っているため、機能が低下すると尿が出なくなり、、急性腎障害になる可能性も否定できません。
老廃物が血液中に貯まると、重い症状の場合は人工透析が必要になります。
腎臓障害は、マラソン選手にとっては致命的と言っても過言ではない』
・・・・・・、と指摘してます。
真夏でのフルマラソンは、命をかけるマラソンになるかも知れません。
88年ソウル、92年バルセロナと、男子オリンピックマラソンで2大会連続4位の中山竹通さんは、日刊ゲンダイ紙の中で『2020年の東京は35度の炎天下。現役でなくてよかったです』と語っていました。
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