偽C型肝炎治療薬を医薬品販売会社に販売
去年1月にC型肝炎の治療薬『ハーボニー』の偽造品が、東京・噛んだの卸売業者や奈良県内の薬局内で見つかった事件で、この偽造品を業者に持ち込み販売したなどの疑いが強まったとして、警視庁は広島県内に住む40代の夫婦に逮捕状を取ったということです。
警視庁が逮捕状を取ったのは、広島県内に住む40代の夫婦で、去年1月4日頃、千代田区関内にある医薬品の卸売業者にC型肝炎の治療薬『ハーボニー』の偽造品を2本を販売したなどの医薬品医療機器法違反の疑いが持たれているのです。
ハーボニーの偽造品は去年1月以降、卸売業者や業者から仕入れた奈良県内の薬局などから問い合わせて15本見つかっており、中にはいずれも、ビタミンのサプリメントや漢方薬などが混入していたということです。
警視庁は、見つかったハーボニーの偽造品15本のうち2本について、この夫婦が卸売業者に持ち込み販売したとして、周辺の防犯カメラの解析など捜査を進めた結果、夫婦が関与した疑いが強まったとして、逮捕状を取ったそうです。
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ハーボニーとは、『ギリアド・サイエンス』が販売している高額なC型肝炎治療薬で『ハーボニー配合錠』のことで、昨年17年1月に偽造品が奈良県内の薬局チェーンで発見され、現在のところ健康被害は確認されていません。
厚生労働省にによりますと、奈良県内の薬局でハーボニーの処方を受けた患者が医療機関に以前処方された錠剤と色が異なることに気づき薬局に連絡、薬局からギリアド社に連絡が有り発覚しました。
ギリアド社が調べたところ、この患者が処方を受けた薬局チェーンの店舗と、別の店舗の計3箇所から偽造品が見つかったのです。
このうち4個は正規のボトルで、1個は類似したラベルが貼られていました。
中には色や形が違う錠剤や別のC型肝炎治療薬に類似した錠剤が入っていたのです。
ハーボニーはC型肝炎の劇的な治療薬として、平成27年9月に販売され、1日1錠・12週間内服すると云うものです。
1錠・5万5千円と高額で偽造品と判明した28条入りのボトルの価格は153万4千円になります。
夫婦はこれ等の偽造品を正規品の8割の価格で販売していました。
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