インフルエンザは、飛沫感染と接触感染を防ぐこと
毎年秋から冬にかけて、インフルエンザの流行がTVや新聞などで報道されますが、高熱や関節の痛みなどを伴い、人によっては重症化する恐れも有るのです。
流行を防ぐためには、原因となるウイルスを体内に侵入させないことや周囲にうつさないことが重要と云うことで、一人ひとりが『かからない』、『うつさない』対策を実践することが必要なのです。
厚生労働省・福岡県平成28年度インフルエンザ予防対策ポスターより転載
インフルエンザは風邪とは違う
インフルエンザはインフルエンザウイルスが体内に入り込むことによって起こります。
インフルエンザウイルスには、A型B型C型と呼ばれる3つの方があり、其の年によって流行するウイルスが違うということですが、これ等のウイルスのうちA型とB型の感染力はとても強く日本では毎年年約1千万人、凡そ10人に一人が感染しているそうです。
インフルエンザにかかっても、軽症で回復する人もいますが、中には肺炎や脳症などを併発して重症化してしまう人もいると云う事です。
症状
インフルエンザ 風邪
38度以上の発熱 発熱
全身症状(頭痛、関節痛、筋肉痛等) 局所症状(喉の痛むい、鼻水、くしゃみ、咳等)
局所症状(喉の痛むい、鼻水、くしゃみ、咳等)
急激に発症 比較的ゆっくり発症
流行の時期
1~2月がピーク 年間を通じて、季節の変わりめや疲れている時など
4~5月まで散発的に続くことも
重症化する危険が高い人
高齢者
幼児
妊娠中の女性
持病の有る方・・・・・・喘息のある人、慢性呼吸器疾患(COPD)、慢性心疾患のある人、糖尿病など代謝性疾患のある人など
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感染経路は
インフルエンザがどのようにして感染するのか、知っている方は少ないのではないでしょうか?
インフルエンザウイルスの感染経路には、飛沫感染と接触感染の2つがあるということです
インフルエンザを予防するためには、こうした飛沫感染、接触感染と言った感染経路を立つことが需要なのです。
飛沫感染とは
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出されるとのことで、別の人が、其のウイルを口や鼻から吸い込み感染するということになるのです。
主な感染場所として、学校や職場、満員電車など、人が多く集まる場所は注意が必要です。
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接触感染とは
感染者がくしゃみや咳を手で押さえることで、その手で周りの物に触れることでウイルスがつくのです。
別の人が其の藻に触ってウイルスが手に付着し、さらにその手で口や鼻を触ることで、粘膜から感染するということになるのです。
主な観戦場所として、電車やバスの吊革、ドアノブ、スイッチなどが挙げられます。
私たちは毎日、様々なものに触れていますが、それらを触れることによって、自分の手にもウイルスが付着している可能性が有るのです。
ウイルスの体内侵入を防ぐためには、外出先から帰宅したときや調理の前後、食事の前などに、こまめに手を洗うことです。
ウイルスは石けんに弱いということで、手を流水で濡らした後荷石鹸を付け手首まで念入りに洗うことが必要です。
石鹸で洗い終わったら、充分に水で流し、世傑なタオルやペーパータオルでよく拭きよって乾かしましょう。
厚生労働省資料、感染予防対策室より転載
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健康管理は十分な睡眠と予防接種、そして加湿
インフルエンザは免疫力が弱っていると、感染しやすくなるのと、感染したときに症状が重くなってしまう恐れが有るというのです。
普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておくことが必要だそうです。
予防接種8ワクチン)は、インフルエンザがハッ称する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぐ効果があるそうです。(ワクチンを打っていても、インフルエンザにかかる場合があります)
重症化しやすい方は、医師と相談して予防接種を受けることも考えてみましょう。
また空気が乾燥すると、喉の粘膜の防御機能が低下するとのことで、乾燥しやすい室内では、加湿器などを就かて適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的だそうです。
もし、急に38度以上の発熱が出て咳やのどの痛み、全身の倦怠感などを伴うなどインフルエンザが疑われる症状が出た場合には、早めに医療機関(内科や小児科)を受診しましょう。
こんな症状が出たらすぐに医療機関に
◎ 痙攣したり呼びかけに応えない。
◎ 呼吸が早い
◎ 呼吸困難、苦しそう
◎ 顔色が悪い
◎ 嘔吐や下痢が続いている
◎ 症状が長引いて悪化してきた
◎ 胸の痛みが続いている
睡眠を十分に取り、安静にして休養することが大事、高熱による発汗での脱水症状を予防するために、症状がある間は、こまめに水分の補給が必要という事です。
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