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ダニや蚊、トコジラミからチャドクガまで梅雨時から夏にかけて繁殖
関東地方も『梅雨入りした模様』と気象庁発表しましたが、それに合わせるかのように梅雨時の害虫対策も万全にしたいものです。
梅雨時から夏にかけて、ダニや蚊、トコジラミなどの害虫が繁殖する時期でも、不快にさせたり、人に害を及ぼしたりすることも有るため、駆除などの対策も考えたいものです。
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東京都内のマンションに住む主婦A子さん(39)は先月、ベランダの手すりに干した布団を取り込み、寝室のベッドに敷いたのですが、その時目にしたのは、赤くて小さい蜘蛛のような生き物が何匹か布団の上で動き回っている様子だったのです。
その後も、マンションの外壁やベランダのコンクリートの床や手すりで見かけるようになり、気持ち悪くなったというのです。
『洗濯物を干すのが嫌になった。赤ちゃんがいるので刺さないか心配』と話しています。
この生き物は、カベアナタカラダニと見られ、体調は1ミリ前後で朱赤色をしており、毎年4月~7月末頃にかけて大量発生するのです。
京都府保健環境研究所(京都市9には5月、タカラダニを見た住民から20件以上の相談が寄せられたとか、同研究所環境衛生課長の中嶋智子さんによりますと、人を刺すことは殆ど無く、健康への外もないということです。
『7月以降自然といなくなるので冷静に対応してほしい』と話し、うっかり潰すと、赤い体液が出て壁や洗濯物などにシミが残ることも有るそうです。
神奈川県川崎市保健所では『掃除機で吸い取ったり、粘着シートで取り除いたりすると良い』と助言をしているとのことです。
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この時期に被害が出る害虫は多いそうです。
其の中でも、ヒトスジシマカは、デング熱やジカ熱ウィルスを媒介するため、警戒されています。
国立感染症研究所(東京)によりますと、今年、デング熱とジカ熱に海外で感染した人の数は5月29にまでに、それぞれ137人と6人が報告されているそうです。
国内での感染は確認されていないとのことですが、2年前には東京の代々木公園を訪れた人を中心にデング熱が流行しました。
同研究所では、『肌の露出を控え、公園などでは長袖・長ズボンを着用し、蚊よけスプレーを使おう』、『ボウフラの発生予防策として、古タイヤや植木鉢の受け皿、空き容器など水たまりになるものを無くす』等の対策を呼びかけています。
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近年被害が目立つのが、トコジラミ(通称・南京虫)です。
害虫駆除の相談を受ける公益社団法人「日本ペストコントロール協会」(東京)によりますと、全国からの相談件数は年々増加し、2014年度は548件と10年度の4倍に上るというのです。
体調は5ミリ前後、押し入れやベッド、壁の隙間や畳裏などに潜み、深夜に活動して人の血を吸うのです。
6~9月に被害が目立つのがチャドクガの幼虫です、ツバキやサザンカなど住宅の生け垣に生息し、細かい無数の毒針毛を持ち、触れると皮膚炎を起こし、激しい痒みや発疹が出ます。
同協会の会長の平尾素一さんは『チャドクガにはさわらないで枝ごとポリ袋に入れて捨てて下さい。トコジラミは師範の殺虫剤では駆除しにくい、専門の業者や専門医に相談して欲しい』と話しています。
慌てず、医者や専門家に相談して対処することが大切なのです。
読売新聞より抜粋
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