原因不明の難病『乾癬』とは?
今年の5月に、道端ジェシカさんが『スーパーフードを食べているのに肌が汚い』等とネット上に書き込まれ、とても腹が立ったため『乾癬」と云う病気であることをSNSに公表した、と云うのです。
(参考写真であり、本文との関連性はありません)
道端さんは『道端アンジェリカのイメージはどうなるかな?』と思いながら、告白を決意したそうです。
皮膚疾患の一つで有る乾癬と診断されたのは今年の1月だとか、しかし、異変は5~6年前から始まっていたとのことで、最初は膝裏や肘に出来た小さな湿疹で、昔ながらの軟膏を塗って、治ったり再発したりを繰り返していたということです。
乾癬とは?
乾癬は原因不明の難病で、皮膚の新陳代謝が通常の10倍早くなり、様々な症状が現れるというのです。
男性は50代、女性は20代に発症のピークを迎え、日本では2対1で男性に多いということです。
症状として5つのタイプが有るとの事で、圧倒的に多いのが『尋常性乾癬』で、皮膚に湿疹が出てカサカサ赤くなり、皮が向け、フケのようなものが大量発生するそうです。
次に多いのが『関節症性乾癬』で、関節に炎症が起こり、痛み・腫れ・こわばりなどが出るということです。
東京逓信病院・皮膚科の江藤隆史副院長は『一般的には皮膚の症状が先に出て、その後に関節症状が現れます。しかし、進行状況は人それぞれ。「なんだかこわばる」と思っていたら、よく見るとお尻に少し発疹がある人や関節症状だけが10年程続いている人もいます』と解説しています。
症状が多様?
① 尋常性乾癬の半数以上に爪症状が出る
爪が白く濁ったり、変形していれば一度乾癬かどうか調べたほうが良いそうです。
見ただけでは乾癬に関係しているかどうかの判断は素人には無理であり、医師にだって難しい場合が有るというのです。
『本来は爪の根っこを切り取る病理検査が必要。頭部、お尻などに発疹ができていれば乾癬の可能性が高い。発疹は小指の先程小さく目立ちにくい場合もあります』
② 関節症状があれば乾癬も疑う
『高齢者では、変形性関節炎も考えられますが、それが出づらい年代や部位なら特に乾癬かどうか調べた方が良い』
③ メタボと乾癬は関連している
『メタボの人は乾癬を発症しやすく、乾癬の人はメタボになりやすい。それぞれに関わるサイトカイン(免疫システムの細胞から分泌される特殊な蛋白質の総称)が共通しているからです。ただし、乾癬の重症度がメタボに関係しているとはその逆も含めていめません』
乾癬の治療法は?
乾癬の治療は、1)活性型ビタミンD3製剤やステロイドなどの塗り薬、2)紫外線を当てる光線療法、3)免疫抑制剤の服用、4)生物学的製剤による抗体療法が行われるということです。
新薬が発売されたり承認される見込みとの事で、治療の選択肢が増え、副作用が強くて使えない、従来役で効き目が落ちたという人には朗報だということです。
『乾癬は関節が破壊される病気でもあります。
そうなると関節が変形し、元に戻らない。早期発見、早期治療すれば変形は回避できる。
さらに、乾癬によってます心血管障害のリスクも下げられます』と、前述の江藤医師は指摘しています
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