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冬場の心筋梗塞を防ぐ10箇条とは
厳しい寒さが続く冬の季節、この寒い冬に起きやすいと言われている怖い病気、そうです心筋梗塞です。
新型コロナウイルスの影響で医療体制がひっ迫している中、もし発症した場合と考えてしまいますが、何故冬場には心筋梗塞が多くなるのでしょうか?そうならない為の予防策とは考えて行きたいと思います。
心疾患は日本人の死因で第2位で、毎年の死亡者の約15%を心疾患が占めていると言われています。
私の友人も59歳の若さでの数年前の2月に心疾患で亡くなりましたが、心疾患の中でも突然死の確率が高い心筋梗塞は冬場に起こりやすいと言われているのですが、何故多いのでしょうか。
国立循環器病研究センターが消防庁のデータに基づいて病院外心停止患者を調べたところ、心筋梗塞の最重症型である心停止は10月から4月の間に多くなることが分かったと云う事です。
同センターはこの研究結果を米国心臓学会で発表し、注意喚起を行っています。
ヒートショックが原因?
「気圧の変化によって血圧が上昇し、心疾患などを歩引き起こす現象をヒートショックと呼ぶのですが、果たして何処でヒートショックは起こるのでしょうか?
ヒートショックの多くは特に入浴時等で、温かい居室から寒い脱衣所や浴室へ行くと血管が収縮して血圧が上がり、熱いお湯に入ると血管が拡張して血圧は下がります。
つまり、血圧が急激に変動する事が原因で起こる健康被害を指すのです。
起きやすい病気には、めまいや失神、不整脈、脳出血、心筋梗塞などがあります。
「冬はヒートショックによる健康被害が起こりやすい季節。同じ自宅でも暖房のも聞いたリビングと、廊下やトイレなどの暖房無しの冷えた空間で大きな寒暖差が生じるからです」と東京都健康長寿医療センター研究所プロジェクト研究員で医師である小川まどかさんは注意喚起をしています。
特に注意が必要なのは入浴時のヒートショック関連死だとか「暖かい部屋から寒い脱衣所に移動して衣服を脱ぐと、真体表面の温度が急激に下がり、この刺激で血圧が急上昇する事で心筋梗塞や脳卒中の原因にもなる」と小川さんは指摘しています。
また湯船に浸かると、冷えた体が温まりホッとしますがそこにも落とし穴があるのだそうです。
「お湯につかると血管が広がるので今度は反対に血圧が急激に低下します。此れが原因で失神して、湯船で溺死するケースも」
たとえ一瞬でも、寒さと共にクラっとしたり、心臓がギュっと痛くなったりしたら。此れはヒートショックだと自覚して対策を取る事が健康被害を未然に塞ぐことにつながるそうです。
特に、血圧の変化を起こしやすく、体温調節機能を低下しがちな高齢者は要注意が必要だそうです。
「自宅だとつい油断しがちに、常に厳重警戒で過ごしましょう」
ヒートショック対策は室内の寒暖差を小さくすることが大切、廊下や浴室などのいろいろな場所に温度計を設置する事で温度管理をし、場所ごとの寒暖差を把握できれば予防する事が出来ますね。
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