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乳幼児突然死対策、事故防止対策製品購入を国が補助

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うつぶせ寝などによる事故防止対策としてアラーム?、米国では予防効果なしと警告

 

「うつぶせ寝」などによる乳幼児の事故防止対策として、厚生労働省が計画している警告装置の購入費補助に対し、小児科医らの学会が反対の意見書を提出したと云うのです。

米食品医薬品局(FDA)は予防効果はないと警告していることなどから、専門家は「効果の検証もなく、公的補助をするのは問題」としています。

 

厚労省が導入を予定しているのは、乳幼児突然死などの事故防止対策製品の購入を国と自治体が保育所などに補助する事業です。

費用として、今年度補正予算案に3億円を計上したと云う事です。

 

補助対象は、入用人の呼吸や心肺の動きを監視して、異常があれば音やランプで警告する「無呼吸アラーム」等と呼ばれるものです。

導入に反対している日本SIDS(乳幼児突然死症候群)・乳幼児突然死予防医学会(市川光太郎理事長)によりますと、無呼吸アラームの突然死予防効果は確認されていないそうです。

 

同医学会理事の中川聡・国立成育医療研究センター集中治療科医長は「補助によりアラームを導入しないと安全対策が不十分と保護者が誤解したり、保育士が減らされたりする懸念があり、不適切だ」と指摘しているのです。

降雨労相保育課は、「製品はあくまで補助的な役割。保育士による安全確認が手薄にならないよう注意喚起を徹底したい」とコメントを出しています。

 

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乳幼児突然死症候群(SIDS)とは

睡眠中に赤ちゃんが、何の予兆も既往歴もないまま死に至る原因の分からない病気で、窒息などの病気とは異なります。

平成28年度には109名の赤ちゃんがSIDSで亡くなっており、乳幼児の死亡原因としては第3位になっています。

SIDSの予防方法は確立していませんが、以下の3つのポイントを守ることによりSIDSの発症率が低くなると云うデータがあるそうです。

(1) 1歳になるまでは、寝かせる時は仰向けに寝かせましょう。

SIDSは、うつぶせ、仰向けのどちらでも発症すると云われていますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときのほうがSIDSの発症率が高いと云う事が、研究者の調査から分かっています。

医学上の理由でうつぶせ寝を進められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見える仰向けに寝かせることで、睡眠中の窒息事故を防ぐうえでも有効だそうです。

 

(2) できるだけ母乳で育てましょう

母乳育児は赤ちゃんにとっていろいろな点で良い事はよく知られています。

母乳で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発症率が低いことが研究者の調査で分かっており、できるだけ母乳育児にトライしてみましょう。

 

(3) タバコは止めましょう

タバコはSIDS発生の大きな危険因子だそうです。

妊娠中の喫煙はおなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなり、呼吸中枢にも明らかによくない影響を及ぼしているそうです。

妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙は止めましょう。

これは身近な人の理解も大切ですので、日ごろから喫煙者に協力を求めておくとトラブルにはなりにくいです。

 

可愛い我が子のためにも、家族みんなで注意し見守って育ててあげましょう。

 

 

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