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意外と多い女性の心臓病、女性ホルモン減少が原因かも??
昨年11月29日・NHKシブ5時で放送された『心臓の弁が石灰化する』という驚きの話ですが、実は意外と多いというのです。
心臓の奇形原因の心不全は蘇生困難とも言われているそうで、石灰化は現状では症状の進行度合いを問わず人工弁置換しか治療法がないのです。
大動脈の石灰化とは
実は心臓弁ばかりではなく、大動脈なども石灰化している可能性があるのです。
大動脈は、心臓から出て真ん中を通る太い血管で、大動脈の石灰化とは血管壁にカルシウムなどが沈着し、弾力性や柔軟性を失い固くなった状態を云うのです。
大動脈の石灰化は、健康診断のX線検査でよく見つかるそうですが、心臓弁の石灰化はちょっと見つけにくいようです。
通常は、特定の部位にだけ起こるというわけではなく、全身の血管に起こるのですが、大動脈が動脈硬化を起こしていれば、心臓や首、足などの血管も動脈硬化を起こしている可能性が高いそうです。
そのため、狭心症や脳梗塞、足の血管が詰まる閉塞性動脈硬化症といった病気を起こす危険が高く注意が必要なのです。
肥満や糖尿病、脂質異常症、高血圧症などの方は要注意、生活習慣の改善をしましょう。
塩分や糖分を含む食事の摂取は控えめに、適度な運動を心がけ体重が増えないように、タバコを吸っている方は禁煙に取り組むなどしたほうが良いでしょう。
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女性の心臓病は男性とは違う
女性の発症のピークは遅く、男性で危惧されている心筋梗塞発症と死亡が多い若年~働き盛りの時期ですが、女性はこの時期で言えば出産子育てにあたり、この時期での発症はなぜか抑えられているのです。
但し手放しで安心する事は出来ません、女性だけの統計を見ると、女性の心筋梗塞の発症は50代以降急激に上昇し、75歳で男女差が無くなるほどの加速度で追いついてしまうのです。
そして、65歳以上では女性の心筋梗塞による死亡率はなんと「ガン」を抜いて第一位になっているのです。
なぜこのような変化が起きるのか、その答えの一つに概ね50歳以降の女性に生ずる女性特有の「身体の変化」が上げられます。
女性の身体変化=現象である更年期=閉経と心臓の病気である心筋梗塞、一見結びつかないようですが、実はホルモンに関連があるようなのです。
女性が広い意味で女性らしさを保ち、妊娠、出産という女性だけにしか出来ない役割に密接に関係する「女性ホルモン」の中にある「エストロゲン」、実はこのエストロゲンには心臓、血管を保護する作用がある事が分かってきました。
エストロゲンは血管を拡張し、血管の壁が分厚くなって狭くなるのを防ぐさよう、つまり「動脈硬化を直接的に防ぐ作用」を持っているのです。
また、高血圧、糖尿病、脂質異常症など動脈硬化を防ぐ作用も併せ持っているのです
したがって、このエストロゲンが十分に文ピアsれテイル期間は、女性は冠動脈の動脈硬化が原因で起こる「心筋梗塞」からかなり守られていることになります。
ただ、閉経を迎えると状況は変化し、エストロゲンは急激に減少するため、一気に動脈硬化が進行し、高血圧、糖尿病、脂質異常の発症率が高まるのです。
ですから、閉経前後からは健康診断などを利用して、血圧、血統、コレステロールの値や心臓をチェックしていきましょう。
人生を楽しみながら一生輝く女性であるために、異変を感じたら、我慢しないで積極的に医療機関を受診しましょうね。
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