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高齢化で心身の衰える『フレイル』、全国で250万人も!

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体重の減少や握力の低下など、栄養や運動の改善で回復傾向に

 

高齢になって心身の活力が落ちた『フレイル』と呼ばれる状態の人が、国内に少なくとも250万人入るとみられることが、日英の研究チームの解析で分かっったというのです。

 

フレイルの人は介護を必要とする状態に近いということですが、栄養や運動の改善などに早めに取り組めば元気を取り戻しやすいと云われています。

 

フレイルとは

フレイルは『虚弱』を意味する『frailty(フレイルティー)』から来ています。

 

 

健康と要介護状態の中間的な位置づけで、主に体重の減少や握力の低下といった項目がある米国の基準で判定されてきましたが、日本人の実態はよく分かっていなかったというのです。

 

児島剛太郎・ロンドン大客員教授(老年病学)らが、これまでに発表されたフレイルに関連する約1500本の論文のうち、65歳以上の日本人の割合について述べた5本を解析したところ、入院しないで地域で暮らす人の7.4%がフレイルという結果だったそうです。

児島さんは『分析した集団は比較的健康な人が多いと推定された。

実際には、フレイルの人はもっと多いはず』と、話しています。

 

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総務省の人口推計(今年7月)では65歳以上の人口は3477万8千人いるとの事で、その中の少なくとも250万人が該当すると見られているのです。

欧米人を中心に調べた研究では、フレイルの割合は9.9%で、追加調査で日本人を年代別に分析したところ、フレイルの割合は65~74歳では海外に比べて低く、80歳以上では高かったのです。

 

研究チームの一人で、日本老年医学会理事長の楽木宏美・大阪大教授は今回の結果について『国や自治体の担当者がフレイル対策に取り組むための基礎データとして活用してほしい』と話しています。

フレイルの人が元気を取り戻すためには、肉類も含めてしっかり食べて日常的に運動する他、社会活動に積極的に参加することなどが進められているそうです。

 

福井県と東大が研究

加齢で認知機構や身体機能が低下した状態フレイルを予防しようと、福井県と東京大高齢社会総合研究機構が共同研究に乗り出したのです。

 

 

モデル地区のあわら市では被験者の60~70歳代の男女8人が滑舌や握力などを調べる『フレイルチェック』を受けたのです。

半年後に同じチェックを受け、データ変化と健康への意識差や運動能力などを比較し、健康長寿につながるデータを集め、参加者の自覚を促すということです。

 

椅子に座ったまま胸の前で腕を組んで片足で立上がり、3秒間立っていられれば『合格』となる動作などチェックは全部で約20項目、『タ』や『カ』を5秒間に何回発音できるかで滑舌を調べたり、老人会やサークルへの参加の有無など社会とのつながりを問うアンケート調査も有ったそうです。

 

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