今、乳幼児が危ない!?除光液から有毒物質が・・・・・・。
女性の手を美しくしているマニュキュア、足元をチャーミングにするペディキュア、今ではネイルサロン等によって女性を輝かせてくれています。
そんな輝く女子の足元や指先のマニキュアですが、日にちが経てば一部が剥がれたり、また新しくしたり誰でも行っていますよね。
そこで、必ず使われるのが除光液なのですが・・・・注意書き読んだ事ありますか?
この除光液で、一部の製品に有害物質が含まれていることがあるというのです。
これらの身の回りの製品による事故の中には、知らない内に乳幼児などが被害にあうこともあるそうです。
インターネットの中で事故の例が紹介されていましたが、『えっそうなの』、『我が家でも同じようなことが有った』と、いう方もいるのではないでしょうか。
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その例とは、
生後2ヶ月の男児を床に寝かせた母親が、同じ部屋で爪のマニュキュアを落としていたのです。
男児は12時間以上寝ていたと云うことですが、起きた時には母乳を吸う力も弱く、嘔吐も繰り返したそうです。
様子がおかしいため医師に見せたところ、血液検査などから”アセトン中毒”と診断されたのです。
”アセトン”は有機溶剤の一種ですが、なんとマニュキュアを落とす除光液に含まれていたものだったのです。
揮発しやすい液体ですが、蒸発した成分は空気の2倍も重く、低い場所に溜まるのです。
つまり、床で寝ていた男児はアセトンを含む空気を一晩中吸っていた事がわかったのです。
男児は入院後回復し、4日で退院できたそうですが、もし”アセトン”を大量に吸えば、『意識障害』を引き起こすなどの危険も有るとか、それほど危険な物質なのです。
美容専門学校の協力で、除光液の平均使用量を割り出し、締め切った部屋で揮発させたところ、座った母親の鼻の高さ(床上70センチ)に比べ、床に寝かせた乳児の鼻の高さ(同10センチ)での濃度は13倍にも達することが分かったそうです。
最近では自宅でもネイルアートをする方も増えているため、同じような中毒が発生するリスクも考えられますよね。
アセトンの蒸気が床に溜まることを知らないと、幼いわが子を危険に晒すことにもなりかねないのです。
最近では、”アセトン不使用”の除光液も出回っているそうですが、もし含有する製品を使う場合には十分に換気をしましょう。
そして、拭き取った際に使用したテイッシュやコットンなどもそのままゴミ箱に捨てないで、密閉できるものに入れるなどし部屋の外にだすように心がけましょう。
身近な製品で中毒・・・・、なんて事になりませんよう、注意しましょうね。
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