中東呼吸器症候群の患者を2015年以来確認、過去に38人が死亡
韓国健康保険当局が9月8日、同国で2015年依頼となる中古吸気症候群(MERS)の患者が確認されたということを発表しました。
MERSは感染力の強いウイルス性の呼吸家疾患で、韓国疾病予防管理局(KCDC)によりますと、患者は61歳の男性実業家と云うことです。
この男性は出張でクェートに3週間滞在したあと、7日に韓国に帰国したそうです。
KCDCの鄭銀敬(Jeong Eun-kyeong)局長は報道陣らに対し、『感染者と密接な接触の有った20人を追跡、隔離した』と説明をしていると云うことです。
また、感染した男性は発熱や痰(たん)の症状で入院し、現在は大学病院で隔離されているそうです。
韓国でMERSの診断が出たのは2015年以来になります。
同国ではこの年、MERSの感染拡大で38人が死亡するなど、『バンデミック(世界的流行・国内大流行など)になるのでは?』という動揺が広がったのです。
MERSとは?
MERS(中東呼吸器症候群)は2012年に初めて確認されたウイルス性感染症(インフルエンザのようにウイルスが原因で広がる病気)なのです。
主に中東地域(UAE、サウジアラビヤなど)などで感染が広がっているため、このように名付けられました。
原因となる病原体は『MERSコロナウイルス』と呼ばれ、2003年に流行した重症急性呼吸器症候群・SARS(サーズ)の原因となった病原体もコロナウイルスの仲間ですが、SARSとMERSは異なる病気だそうです。
主な症状は38℃以上の発熱、咳、息切れがあげられています
感染しても症状が現れない人も多いということですが、免疫力が低下している場合、例えば糖尿病や腎臓病などにかかっている人は重症化しやすく、場合によっては死に至る場合も有るという事です。
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どのように感染するの?
WHOによりますと、主な感染源はウイルスに感染した動物や適切な処理をしていない食べ物、そして人間とされています。
しかし、どのような方法で感染するのか、感染力はどのくらいなのかなどの詳細は明らかになっていないそうです。
これまでの調査では、集団生活をしている地域では感染が起こりやすいようだ、と云うことが分かってきています。
MERSの症状は、発熱や咳、息切れなど他の病気でもよく観察されるものであり、特に発症してすぐには風邪や肺炎などとはっきり区別するのが難しいという特徴が有るのです。
そのため、韓国内では誰にも気づかれないでいるうちに、ウイルスが人から人へと広がってしまったのです。
現時点日本では、MERSの感染は報告はされていないそうですが、そのため優先されるのは、感染のリスクの高い中東地域を訪れる人が十分な予防対策を取る必要あるということです
私達ができることは上記のQ&Aより注意点を守り、感染の予防や万が一にも感染した場合の適切な対応に務めること、また、知り合いに中等に旅行した人がいれば注意を呼びかけることです。
必要以上に恐れることはないそうですが、万が一自分の短手発生した場合には適切な対応が取れるよう、最低限の知識を得ておくことは必要なことでしょう。
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