酒は毒なのか、それとも薬なのか、過渡の飲酒は肝機能障害や糖尿病など生活習慣病のリスクが高くなる
今年もあと僅か、忘年会で毎日お付き合いをしてる諸氏も多いのでは・・・・・、忘年会ばかりじゃないよ、新年会も有るんだからと嘆いている人も、これを読んだら酒の怖さがよくわかりますよ。
酒は百薬の長と云われていますが、実はこれは少量飲むことで少量とは1~2石(1合の10分の1~2)つまり18~36CC程度を言うそうです。
『そう言えば薬酒など飲む量はその程度だったな~』、と記憶に有る方は健康を考えている方。
『そんなの飲んだ内に入らないよ、酒は2合以上飲まなければ酒飲みと言えない』などと吹聴してる方は、ご自身の体に生活習慣病の影が見え隠れしているかも知れませんね。
長年に渡っての過度の飲酒を続けると、肝機能障害や糖尿病、高血圧症などの生活習慣病のリスクが高まることは、皆さんご存知ですよね。
しかし、同時にアルコールは『依存薬物』であるという事を忘れてはいけません、アルコール依存症は自分の意志でコントロールできなくなる病気と云われているのです。
健康に飲む酒の量は
毎晩のように深酒をして会社を欠勤するようになり、失職してしまう人もいるとか。
また、一度飲んだら止まらくなり、配偶者への暴言や暴力、子供への虐待などの社会的問題を起こすことも有るということです。
厚生労働省の研究班によれば、日本でのアルコール依存症患者は109万人と推計されています。
依存症になるリスクの高い飲酒者(純アルコール摂取量が1日平均男性40㌘以上、女性20㌘以上)は1039万人にも及ぶそうです。
純アルコールの目安として、純アルコール20㌘はビール中瓶(約500ml)1本、日本酒1合、ウィスキーWで一杯と云う事になります。
特に近年の傾向で、高齢化社会に伴ってアルコール依存症患者の高齢化も進んでいるそうです。
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酒飲み者が陥るブラックアウトとは
アルコール依存症は、短期間の内になることもあるとのことですが、通常は男性の倍位20年以上の飲酒習慣を続けている中で酒量が増加し、顕在化するとのことです。
酒を飲んで記憶がなくなることをブラックアウトと呼び、時に羽目をはずして飲み過ぎ、記憶をなくした経験がある人も多いのでは、ないでしょうか。
ですが、アルコール依存症者は問題行動と、ブラックアウトを繰り返し、長年に渡って記憶の欠損が生じることになるのです。
専門家は指摘する
成増厚生病院(東京都板橋区)の東京アルコール医療総合センター長を務める垣渕洋一医師は次のように解説しています
『アルコール依存症の患者さんには、脳萎縮を起こしてい方が多くいます。
記憶を司る脳の海馬の機能が低下し、短期記憶が長期記憶に移行しにくくなるので、起きたことをどんどん忘れていきます。
断酒して1年位経たないと脳の記憶が回復せず、記憶が定着しません』・・・・と、話しています。
また、『前頭葉の機能が低下することも、前頭葉は悪いことを行わないためのブレーキ役ですが、そこが弱ってしまう。
一方で、食欲や快感を生み出す『報酬系』は、アルコールが入ると大量のドーパミンを放出させる。
すると、アルコールは自分にとって有益なものだと判断する。
これを繰り返すと、、やが『飲め、飲め』というアクセルばかり踏み込み、『飲んではいけない』という場面でもブレーキが壊れるという状態に陥るのです。
その悪循環に陥ると、連続飲酒発作が起きます』・・・・と、警鐘を鳴らしています。
連続飲酒発作とは、酔いつぶれるまで飲酒して、目が覚めると再び飲み始めるというスパイラル状態を呼ぶのです。
アルコールは死への恐怖も消してしまうとか、それはアルコールが脳に悪影響を及ぼしているからだそうです。
前述の垣渕医師は『アルコールは脳に作用して不安を消してしまうのです。
ですからアルコール依存症の方は自殺率も高いのです』
おわかりになったでしょうか、アルコールの怖さが身にしみて理解できたのでは、酒は程々に楽しみながら飲み、休肝日を1~2日設けるようにして健康な体で過ごしたいものです。
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