鼻風邪だと思っていたら、実はRSウイルスに感染していた!
先週、国立感染症研究所が乳幼児などに肺炎を引き起こ『RSウイルス』の患者数が、3日までの1週間で急増し、調査以来、最多になったと発表しました。
このRSウイルスは2歳までには、ほぼ100%発症すると云われていますが、実は大人や高齢者にも注意が必要だというのです。
RS感染症とは
専門家によりますと、『年令によっても違うんですけど、簡単だと鼻風邪くらい。
さらに進んでくると気管支炎とか肺炎とか、咳が苦しくなって呼吸が早くなってきます』
『インフルエンザのような飛沫感染だけではなく、物を介して伝染ることが有る』・・・川崎市健康安全研究所・岡部信彦所長は話しています。
そのため、『手洗い』や『うがい』はもちろん、子供に使ったおもちゃなどを『アルコール消毒』することも効果的だというのです。
実はこの病気は、幼少期には何度も発症するということです。
専門家は、『幼稚園や保育園とか小学校に入るようになってくると、鼻風邪くらいで終わってしまう。
これは免疫力が強くなってくるからなんです。
免疫のない1歳くらいまでの子供は注意しなくてはいけない』・・・・と、警告しています。
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高齢者にも感染
感染するごとに体内に免疫が出来、大人がかかっても鼻風邪程度で済むようになるのです。
ところが、大人は軽いもので済むのですが、その大人が感染源となって乳幼児にうつし、肺炎など重症化する可能性もあると云うのです。
さらに専門家は『高齢者でも、RSウイルス感染によって重症になる方がいることが分かってきた』と話し、『推測になりますが、頑丈な免疫が加齢とともに落ちてくる可能性がある』・・・・・と、指摘しているのです。
2014年には茨城県の介護施設でRSウイルスの集団感染が発生し、肺炎で2人が死亡したのです。
有る介護施設では、消毒や清掃を専門に行う職員を採用し、手すりなど共有部分から、100室を超える入居者の部屋も毎日アルコール消毒をしているということです。
また、3年前から秋・冬のマスク着用を始め、昨年度は感染者ゼロを達成したそうです。
RSウイルス対策
RSウイルスについて専門家は、次のような指摘をしています。
『RSウイルスは子供の病気、冬の病気であるというのが段々崩れてきている。』・・・・・。
RSウイルスには、ワクチンや予防薬はなく、対処療法しかないのが実情です。
まだまだ研究者でもわからないことが多い病気とのことですが、子供や高齢者に感染さないためにも、マスク・手洗い、アルコール消毒などを十分に行いましょう。
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