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『個人輸入のED薬』 ネット購入の約4割が偽物

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ED治療薬、09年よりも減少するも以前多い偽造品

 

 

 

インターネット入手したED(勃起不全)治療薬の4割が偽造品であるというこんな結果が、ED治療薬を製造・販売する製薬会社4社の調査で分ったというのです。

 

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参考写真であり、本文との関連性はありません

 

 

中には国内外問わず正規品では存在しない有効成分量をうたうものや、成分分析の結果、複数種類の不純物が含まれている偽造品も見つかったということです。

 

専門家は、『ネットを通じて入手した偽造品で、健康彼我を起こすリスクは非常に高い』と、警鐘を鳴らしています。

 

 

 
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調査は2016年3~8月に、偽造医薬品の実態は青くを目的に、商品名『バイアグラ』を販売するファイザー、『レビトラ』を販売するバイエル薬品、『シリアス』を販売する日本新薬と日本イーライリリーの4社が合同で実施しました。

 

同様の調査は09年に続き2回目だということですが、日本とタイの調査会社に依頼し、バイアグラ、レビトラ、シアリスを扱っている日本人向け個人輸入代行業者の計30のインターネットサイトから、1サイトごとに各ブランド1サンプル(合計90サンプル)を目標に購入したということです。

 

一部、発注しても商品が届かないものも有ったということですが、各社で各ブランドの真贋の鑑定と、含有成分の分析を行ったそうです。

 

 

 
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タイでは、日本人が偽造医薬品を販売したとして起訴されたり、タイから偽造品を日本に輸入して摘発されたりする事件が発覚しており、タイで偽造ED治療薬を購入する日本人も多いと云うのです。

 

タイ側の調査員は、タオを訪問中の日本人を装い、タイ国内の住所で製品を受け取ったのです。

 

調査の結果、日本で発注し、受け取った分(サンプル数45)のうち、35.6%が偽造品であることが、タイでの発注・受け取り分(同25)は48%が偽造品だったのです。

 

双方を合わせると、40%が偽造品だったことになることが分かりました。

 

ED治療薬は、調査を行った先発品の他、後発品メーカによる正規の後発医薬品(ジェネリック医薬品)も存在します。

 

今回、確認された偽造品の多くは先発品に外見は類似しており、個人輸入代行サイトでは『本物』、『海外製のジェネリック医薬品』等と偽って表示、販売されていました。

 

 
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偽造品の中には、バイアグラの国内で認可されていない有効成分量100ミリグラムの錠剤、正規品では国内外問わずに存在しない300ミリグラムの錠剤も有ったというのです。レビトラでも本来存在しないカプセル状や100㎎錠剤、シアリスでも同様の50㎎錠剤、100ミリグラ錠剤が見つかったそうです。

 

成分を詳しく調べると、有効成分の釣果、不足、複数の不純物が含まれているものが確認されたということです。

昭和大学藤が丘病院泌尿器科の佐々木晴明教授は、「各社に寄せられた有害事象報告からも、インターネットで購入したED治療薬で体の変調を訴える情報が散見された。

ネットを通じてこうした偽造品を入手するリスクは非常に高く、健康被害を危惧している。

EDは、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病や肥満、ストレス、うつが原因となって発症する場合が少なくないため、医療機関で医師に相談してほしい』と話しています。

 

 

 

 

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