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自覚症状殆どないサイレントキラーの怖さとは?
様々な身体のトラブルを引き起こすリスクを高めるとして悪者扱いされるコレステロールですが、2014年には人間ドック受診者約313万人のうちLDLコレステロールが140㎎/dl以上で『高コレステロール』と診断された人は約105万人と、3割超えたことが日本人間ドック学会の全国集計結果で明らかになったのです。
同学会は、人間ドック受診者の生活習慣に関する主要6項目の検査結果を分析しました。
1990年には8.9%しかなかった『高コレステロール』ですが、その後右肩上がりに増加し続け33.6%になっています。
増加傾向の要因として、『食習慣の欧米化』と『身体活動量の低下』等が挙げられているのです。
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高コレステロールはサイレントキラーの呼び名も
コレステロールには『善玉コレステロール(HDLコレステロール)』と『悪玉コレステロール(LDLコレステロール)』の2種類が存在していますが、コレステロール値が高くなってくると問題になってくるのが悪玉コレステロールの存在なのです。
元々コレステロールは、細胞膜の維持やホルモンなどの材料となり身体に不可欠な存在なのですが、悪玉コレステロールが増えすぎてしまうと健康に影響を及ぼしてしまうと言われています。
また悪玉コレステロールの厄介なところは、『自覚症状が殆どない』という点で、気が付かない間に不調を招くことから『サイレントキラー』との呼び名もついているのです。
このため、人間ドックや健康診断でコレステロールが高めと結果がでてしまった方は、毎日のコレステロールケアが必要と言われています。
日々の食事を含め、運動など生活習慣全般の改善を行っていく必要が有るのです。
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コレステロー対策に欠かせない野菜とは
コレステロール対策に優れた食材と言われているのが『野菜』ですが、野菜には身体に必要なビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれているため、毎日バランスよく摂取していくことが健康の第一歩と言われています。
では、其の野菜の中でもコレステロールに悩む方にお勧めできる野菜とは、それは『ブロッコリー』や『キャベツ』等と行ったアブラナ科野菜だというのです。
このアブラナ科野菜に多く含まれるアミノ酸の一種『SMCS(S-メチルシステインスルホキシド)』がコレステロール値の改善に効果があるという研究結果が報告されたのです。
体内のコレステロールは肝臓において、酵素によって胆汁酸に変えられ、身体の外へと排出されますが、このSMCSには酵素の働きを活性化させることで、肝臓で処理されるコレステロールの量を増加させ、より多くのコレステロール排出を促す働きが有るそうです。
コレステロールが気になる方には、アブラナ科の野菜を取ることがおすすめで、自分の健康状態と相談し、野菜を選んでいくようにすることが大切なのです。
アブラナ科野菜
◎ ブロッコリー キャベツ レタス かいわれ大根 カブ カリフラワー クレソン ケール コールラビ 小松菜 ダアサイ 大根 高菜 チンゲンサイ 菜ばな 白菜 水菜 芽キャベツ ラデッシュ等
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