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iPS細胞, 医療ミス

また起きてしまった患者検体取り違え手術、乳腺など切除

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山形県立病院で、誤った診断により乳腺などを切除する医療事故が

 

 

山形県立中央病院(山形市)は16日、女性患者2人の検体を取り違え、誤った診断に基づきそれぞれ乳腺などを切除するという医療事故が有ったというのです。

 

同病院によりますと、6月下旬の同じ日に採取した患者2人の検体を取り違え、40代女性の乳がん、80代女性を葉状腫瘍と誤って診断をしたというのです。

 

それぞれの誤った診断に基づき、7月に80代女性の乳腺切除手術を、8月に40代女性の乳房温存手術を行ったのです。

 

手術後の遺伝子検査の結果、検体の取り違えが判明し、同病院は2人に謝罪したということです。

 

今後、外部委員を含む事故調査委員会を設置し、詳しく原因を調べるとのことです。

 

 

 
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なぜ患者を取り違えて手術をしてしまったのか、昨年12月に、同じような医療事故が千葉県がんセンターで起きていました。

 

院内『事故調査委員会』の報告書では、問題点として、病理部門の体制の脆弱性が指摘されたのです。

 

そもそも検体は、病院ではどのように扱われているのか、またどんな問題が有るのでしょうか?。

 

 

 

 
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増える『病理検査』

 

『検体の増加に見合った職場環境の改善がなされていない。がんセンターの問題だけでなく、日本の共通問題だ』と、千葉県ガンセンターの院内事故調の報告書会見で長谷川剛委員長は述べています。

 

同センターでは、この10年間で扱う病理検体数が2倍以上に増加していたということです。

 

これ等の傾向は、全国的にも同じだということで、厚生労働省の調査によりますと、2014年に全国の病院で病理診断が行われた件数は約375万件に上り、05年から1.75倍に増えているのです。

 

増加の原因は『病理診断』をするガンなど病気の種類の増加や、求められる役割の広がりに有ると云うのです。

 

 

 
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患者の負担を減らすため、ガンの手術では以前より臓器をできるだけ小さく切るようになっており、其のためには、がん細胞がどの辺りまであるかなど確かめる必要があり、『病理診断』に頼る場面が増えるのです。

 

院内事故調査委員で、東大病院病理部・病理診断科の佐々木剛副部長は『この10年ほどで病理部門へのニーズがかなり変わり、扱う件数も急速に増加している』とし、『一方で業務量の増加に見合う人員の増員がされていない』・・・・と指摘しています。

 

検体は、病理番号などで管理しているということですが、カセットに手書きで番号などかいたり複数の患者の検体をまとめて作業したりする病院も少なくないとのことで、どうしても取り違えのリスクが有るのです。

 

取り違えまで行かなくても、小さなミスはどこでも起こり得る』と話すのは、千葉大病院の中谷行雄・病理部長ですが、同病院でも取り扱う検体の数は年々増えていますが、病理部にいる臨床検査技師は8人で、ギリギリの人数だというのです。

 

中谷病理部長は、『人手が足りないのは我々も同じ。センターの事故は他人事ではない』と話しています。

 

欧米では、採取から病理診断まで検体をバーコードやICチップによって管理するシステムが普及しているとのことで、こうした仕組みの導入には『億単位の費用がかかる』と、東大病院の佐々木副部長は指摘してます。

 

 

 
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