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『強迫性障害』、認知行動療法のマニュアルを厚労省が公開

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強迫性障害は100人に1~4人が経験する

『手についた汚れで病気になる』心配して過剰に洗ったり、『締め忘れて大惨事になるガスの元栓を何度確かめたりするといった『強迫性障害(強迫症)』の治療方法などをまとめた認知行動療法マニュアル(治療者用)を、厚生労働省がホームページで公開しました。

強迫性障害についてマニュアルでは『100人に1~4人が経験する』と、珍しい病気ではないことを説明しており、有効性が確立されている認知行動療法で、症状を改善させる方法を示していいるのです。

 

初回面接時に『自分で治すことが治療の要』と強調することを推奨

強迫性障害は、不安や不快にさせる考えやイメージを抱く『強迫観念』と、嫌な考えを打ち消して安心感を得るために行う『脅迫行為』で構成される『強迫症状』によって、日常生活や社会生活に障害をきたす病気なのです。

 

例えば、『病気になることも心配』(強迫観念)して、汚いと思うものを触った後、『何度も手を洗う』(脅迫行為)が安心できず、かなりの時間を手洗いに費やすといったことが強迫症状に該当するというのです。

今回公表されたマニュアルは、厚生労働省厚生労働科学研究の一環として、千葉大子供の心の発達教育研究センターの中川彰子特任教授と加藤奈子特任研究員らが作成したものです。

 

苦手に感じていることに会えて立ち向かう曝露法と、これまで不安を解消するためにしていた脅迫行為をあえてしない、反応妨害法を組み合わせた曝露反応妨害法による治療の進め方や工夫などのポイントを解説しているのです。

マニュアルでは、初回の面接時に『最も大事なのは、アナタが積極的に取り組むことであり、自分で治すということが治療の要』と、強調することを推奨しています。

 

患者が資料を読んだり、ノートやワークシートに記入したりするホームワーク(宿題)にも触れ、出来栄えにかかわらず、宿題をしてきた場合は賞賛する、といった具体的な方法を提示しているのです。

 

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必要に応じて不安階層を使用、治療終結後のフォローも

患者の症状の出現頻度などを踏まえ、曝露反応妨害療法の対象になりそうかどうかといったことを意識しながら、整理する必要性を指摘しているのです。

 

最も強い不安や不快感が起こり得る刺激を『100』、全く不安や不快感が怒らない刺激を『ゼロ』とし、それを基準に他の刺激を記入する『不安階層』についても、必要に応じて使うことが出来る、との見解を示しています。

曝露反応妨害法がうまくいかない場合の対応についても詳述しており、例えば、うつ病によって精神運動抑制が見られる場合などは、『診断の確定と薬物療法など、その疾患の治療を優先する』としています。

 

全治療を集結しても、定期的にフォローを受けたほうが良いことを説明し、患者が同意した場合は、次回の来院日を決めるといったことも進めているのです。

これらの指針によって、治療者側と患者へのの負担を少なくし、改善に向けられるということです。

 

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