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胃がんの8割『ピロリ菌』が原因、検査・除菌の必要性拡大

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保険適用で、ピロリ菌の除菌・検査が拡大へ

 

 

胃がんの原因の8割を締めると云われるピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染は、平成25年に胃潰瘍などの病気がなくても除菌治療が保険適用となったことで、検査や除菌を受ける人が増えているというのです。

 

 

胃がんによる住民の死亡を減らそうと、検査と除菌を独自に導入する自治体も出てきているのです。

 

 

ピロリ菌に感染すると、慢性的な胃炎を起こし、その後に胃潰瘍などを発症し、胃粘膜の縮小が進むと、胃がんになるリスクが高まるとされています。

 

 

こうした事実から、世界保健機関(WHO)の専門組織『国際ガン研究機関』は2014年に、『胃がんの8割がピロリ菌の感染が原因で、胃がん対策はピロリ菌除菌を中心にすべき』とする報告書をまとめているのです。

 

 
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ただ、日本のガン対策は、胃のX線検査による胃がん検診が推奨されるだけで、ピロリ菌の検査は入っていないのです。

 

 

厚生労働省が、今年9月に公表した『がん検診のあり方に関する検討会中間報告書』では、胃がん対策として新たに内視鏡検査が推奨に加わったものの、ピロリ菌検査は『死亡率減少効果のエビデンス(科学的根拠)が十分ではない』として見送られたということです。

 

 

一方で、独自にピロリ菌検査を導入する自治体は増えており、厚労省によりますと、全国で6%に上るということです。

 

 

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岡山県真庭市では、平成23年度から40歳以上を対象に導入し、胃がん検診を受ける人にはまずピロリ菌の抗体検査を受けてもらい、陽性者に大して内視鏡検査を進めていると言うことで、25年度からは中学2・3年生も対象としているということです。

 

 

 

同市健康推進課は、『除菌による胃がんの発生予防効果などから導入した。同時に保護者への啓発活動を行えば、市全体で胃がんとなる人が減らせるかも知れない』と期待を寄せているのです。

 

 

北海道でも北海道大学の協力を受け、稚内市や美幌町で中学生や高校生を対象に、検査と除菌を行っているのです。

 

 

北海道大大学院がん予防内科学講座の浅香正博特任教授は『ピロリ菌感染者の除菌が進めば、胃がんで亡くなる人が激減するとみられる。自分の家族の健康のために、ぜひ一度、検査を受けてほしい』と呼びかけています。

 

 

 

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