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乳幼児歯磨き中の事故、転倒や口内怪我で救急搬送1歳に多く注意が必要
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昨年1年間に東京都内で、歯磨き中に走り回るなどして転倒し、歯ブラシで喉や頬の内側を突いて救急搬送された5歳以下の乳幼児は前年比2人増の40人に伸びたことが、東京消防庁のまとめで分かったと云うことです。
同庁や医療機関の専門家は、『乳幼児は保護者が側に付き添い、歯磨きに集中させて』と注意を促しているそうです。
同庁によりますと、2014年に歯磨き中の事故で救急車で搬送された乳幼児の半数以上を1才児が占めていたというのです。
歯磨きをしながら歩いていた女児(1)が、転倒して歯ブラシが頬に刺さり、入院が必要と診断された事故などが有った、と云う事です。
10~14年の5年間では、計207人の乳幼児が搬送されたということですが、乳幼児が必要な中等症以上と診断されたのは全体の15%で、生命の危険があると診断される事故も有ったというのです。
年齢別では、1歳児(97人)と2歳児(61人)で、全体の約76%を占めているとのことです。
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事故の原因別では、歯磨き中に『歩いたり、走ったりして転倒』が最も多く、次いで『人や物とぶつかる』、『踏み台から転倒』などが続いているそうです。
国立成育医療研究センターの森本倫子医長(小児耳鼻咽喉科)は、『口の中は脳にとても近い場所で、、大事な血管もたくさんあります。歯ブラシが刺されば大きな怪我に発展し、、最悪の場合は死に至る危険性も有る』と指摘しています。
『乳幼児が歯磨きをするときは落ち着いたところに座らせ、側で目を離さないという基本を守ってほしい』注意を促しているのです。
親は『歯ブラシで喉を突くことがあるという危険性を認識すること、危険性が少なくなる製品があれば其れも実際に購入して使うと云う事』この2つの事が重要だそうです。
歯磨きをする時の心構えですが、実はそれほど負担に思う必要はなく、歯科医師によりますと、子供の歯磨きは大事なの絵まずは習慣化させることです。
子ども自身が綺麗に磨けていなくても良いそうです。
虫歯予防のために親は磨きますが、時間がなければ1日1回、気が向いた時にミルクなどが溜まりやすい上の前歯を10秒程度だけ、下の歯と合わせても20~30秒位磨けば十分だということです。
其の際には、『気持いいね』、『綺麗になったね』、などと、楽しそうに、そして褒めながらやるとハミガキを嫌いにならないそうです。
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