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ハワイの綺麗な海・砂浜、実は大腸菌などの細菌が!

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ハワイ・美しいビーチの砂で、感染症や中毒の危険が

 

暑かった夏もいよいよ終盤に、夏休みはあと数日弱あまりですが、最後の夏を惜しんで海に繰りだそうと思っている方も多いのではないでしょうか。

日本列島はこれから台風の季節に張り、海には山や田畑から流れ出る汚物等で汚れ始める時期に成るのです。

実は米国でも、チョット気になる研究発表が有ったというのですが・・・・・・?

 

 ハワイのきれいな砂浜が実は危険

アメリカ・ハワイ大学の研究チームが今年6月に、海水浴に関する衝撃的なデータをまとめ論文として発表したのです。

『エンバイロメンタル・サイエンス&テクノロジー』誌(電子版)掲載の論文によりますと、ハワイのビーチで、砂と海水に含まれる大腸菌などの細菌の量を調査したところ、砂に含まれる細菌は海水の10~100倍多いことが判明した、と云うのです。

 

其の主な原因は、細菌が減る速度が砂のほうがかなり遅いためということなのですが、砂についたバイオフィルムというヌメリのような膜が細菌を守る役目をする他、殺菌作用の有る日光が砂の中には届きにくいということで、細菌を生きながらえさせる結果につながっているらしいのです。

 

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東京でも

今年、東京都江戸川区・葛西臨海公園に、都心としては約50年ぶりとなる海水浴場がオープンしました。

高度経済成長期の1960年代以降、東京湾の水質が悪化して、、島嶼(とうしょ)部を除き東京から海水浴場は姿を消してしまっていたのです。

 

同公園では、2013年から期間限定で遊泳が可能になったものの、顔を海面に付けてはいけないという、訳の分からない条件付きであったのです。

このたび水質が改善されて、めでたく顔をつけてもOKという『海水浴場』として認められたのです。

 

日本海水浴場は糞便性大腸菌群数100mlあたり、1000個を超えると不敵とされ海水を飲むことで食中毒症状が起きる可能性があるそうです。

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海水浴場で中毒が?

古いデーターですが、米国疾病対策センターの調査では、”03~04年に海水浴場で発生した集団食中毒は62件で、患者数は2696人にも上るというのです。

そのうち、入院した人が58人、死亡した人が1人という事ですから軽く見てはいけないですよね。

 

また、汚染処理施設の排水口の近くにあるビーチでは、遊泳者の10~14%が胃腸炎を起こしているとも報告されている(”03年の環境保護庁の研究)そうです。

温暖化の影響で、水質が悪化している海水浴場も増えているということで、集中豪雨が下水をオーバーフローさせ、肥料や動物の糞便を海に運ぶ為なのですが、異常気象で泳げる海水浴場が年々減るのは、このような原因によってなのです。

 

しかし、今回の報告によりますと、海水以上にビーチの砂のほうがずっと危険である事がわかり、砂を飲み込むことはないでしょうが、砂にまみれるのは避けたほうが良いかもしれないのです。

現在の海水浴場の環境調査は、海水の糞便性大腸菌群数が基準となっていますが、今後は砂浜の細菌数調査も必要になるのかも知れないと指摘しています。

 

ちなみに今年の環境省の海水浴場の水質検査では、828ヶ所全てが合格、うち688ヶ所・83%で適、140箇所17%で可という評価だったということです。

 

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