傷口は水で洗浄!
多くの方は学校で転んで怪我したら、保健室でしみる消毒をしてもらう・・・・・・・・!そんな光景が失くなりつつ有るというのです。
外科医の主流となっている「傷口は水で洗い流す。消毒液は使わない」という応急処置法が、教育現場でも浸透してきたからなのだそうです。
ただ家庭では、『傷口にはまず消毒液』との認識が未だ根強くありますが、消毒液を使わない小学校では、保護者を安心させるために、様々な工夫がされているそうです。
ある小学校では『魔法の水』というものが!
ある小学校の保険室を訪れてみると、処置台には消毒液は一本も置かれていないそうですが、養護教諭の話によります、3年ほど前から原則として傷口には消毒液は使わなくなったというのです。
その代わりに置かれているのが『まほうのみず』と呼ばれるもので、養護教諭は『水で洗い流した後に魔法の水で消毒するように洗ってあげると、子供達は安心する』と話しています。
が、そもそも魔法の水とは?、実は中身は普通の水道水だというのです、低学年の子供達のために半年前から始めた工夫だということです。
消毒より異物除去が大事!
秋元病院(福岡市)の秋元亮一院長によりますと、『消毒液は傷の治りを良くする上皮細胞まで破壊してしまう。』、其のため外科医の間では傷は消毒をしないことが推奨されているというのです。
院長は、『怪我をしたら消毒ではなく、記事の中に入った異物を除去するために、無菌である水道水で洗浄することが大切だ』と強調してます。
林外科医院(福岡県宗像市)の林裕章理事長は、10年前から傷口治療には消毒液を使っていないそうです。『消毒液は傷の治りを悪くするということが判ってきて使われれなくなっている』と話しています。
ただ、『今まで使ってきたんだから消毒を辞める必要はない』と異議を唱える外科医も一部いて、外科医全体として『消毒廃止』を打ち出すには至っていないとのことです。
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文科省は現場の判断で!
文科省は、保健室での応急処置の仕方を現場の判断に委ねているのが現状だとか、九州各県の県庁所在地の教育委員会に消毒液の使用尋ねたそうですが、福岡、長崎、大分の3市の担当者が『消毒液を使わない措置が主流になっている』と回答したということです。
赤チンも消えた?
中高年世代は、怪我をしたら『赤チン』と呼ばれていたマーキュロクロム液で消毒してもらいましたが、赤チンは原料を製造する際の廃液に水銀が含まれていたためにメーカーが製造中止してしまったのです。
大手消毒薬メーカーの健栄製薬(大阪市)は、今でもまきろんやイソジンに一定の需要が有るということですが『消毒液に使用に様々な意見が出てきたことから、売上は伸びていない』とのことです。
消毒液といえばエタノールを含む『手洗い用』で、こちらの需要は拡大し売上は伸びているそうです。
保護者は納得しているのか?
””子供が怪我をしたのに学校では消毒もしてくれないのか””
福岡県北部にある小学校には、保護者からそんな苦情が寄せられたということです。
保護者は、自らの経験から『傷には消毒液」という人が少なく無いということで、消毒液を一切使っていない福岡市内のある小学校では、保護者に配布する『保健だより』出、何故消毒液を使わないのか説明して、理解を促したそうです。
福岡市西区の小学校のベテラン養護教諭は、消毒液を使わない応急処置が広まっていることは把握しているが、消毒液を保健室に常備しているそうです。
其の上で、『消毒液を使うか使わないかを保護者と児童の意見を聞いて決めている』と、話しています。
怪我を治すには気持ちが大事で、処置内容にまず納得することが大切だからということのようです。
怪我をしたら始めに患部を洗浄、その後、清潔布を当て圧迫して医者のもとに、というのが基本となっています。
消毒液などの薬剤を使用した場合に、医師は其の薬剤に対して処置をしてから、医療処置を施さなければならないために、二重の手間がかかってしまうのだそうです。
今は応急絆創膏などでも、早期回復を早める絆創膏もあります。この絆創膏の使用にも流水洗浄して患部を綺麗にしてから絆創膏を貼ることで、上皮細胞の活性化が促され回復を早めるのだそうです。
今まで良かったと思っていたことから、更に身体に対して負荷の少ない応急処置法が見直されているのです。
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