若い人でも感じるスマホ老眼、スマホやパソコンの長時間使用が原因!?
最近、若い人たちにも老眼とみられる症状が見られると云うのですが、そんな特集が先日、読売新聞(2018年7月14日)で取り上げられていました。
正直な話、筆者(現在・6?歳)では当然と言える老眼ですが、私が老眼と感じたのは50代前半の目の不調からでした、なぜ今、若い人たち、それも10代後半から20代の人達にまで老眼と思われる症状が見られるのでしょう。
スマートフォンの長時間使用が原因かも?
スマートフォンを長い時間使いすぎると、若い人でも老眼のような症状が出ると云うのですが本当なのでしょうか?
老眼とは、年を取ることに従って近くのものが見えにくくなることを言います。
つまり、目は水晶体(レンズの働きをする部分)が厚みを調節してピントをあわせるのですが、年令とともに水晶体が固くなり、目のピント調節がうまくできなくなってしまい『手元がボヤける』状態になってしまうわけです。
大体は、45歳位から老眼の症状が出るのですが、某TVコマーシャルを見ている方は気になっているのではないでしょうか。
ところが、この頃、若者たちにもこのような症状を訴える人が出てきたと言うのですが、どうやら、スマホやPCを長時間使う生活習慣が影響している為、『スマホ老眼』と呼ばれているそうです。
新聞の中で、業界紙を発行する眼鏡光学出版が2016年に、眼鏡利用者1万人を対象にアンケート調査を行ったところ、10代後半~20代前半の女性の約4割の方が『自分はスマホ老眼だと感じる』と答えていた、ことが分かりました。
ただ、本人の主観という事で、実際にはどの程度の症状があるのか分からないそうですが、気にしている人が多いということですね。
老眼とスマホ老眼は同じ?
老眼については前述に述べている通り、水晶体が固くなることが主な原因ですが、スマホ老眼は画面を長い間じっと見つめた結果、毛様体が疲れて動きが悪くなった状態と考えられているのです。
水晶体の柔軟性は保たれている分、回復しやすいと言えるのが特徴ですね。
それならば気にしなくてもよいのでは!と考えがちになりますが、油断は禁物だそうです。
毛様体の疲れが重なれば、徐々に回復しなくなってしまう危険も、また、目の疲れから頭痛や肩こりなどの体の不調に繋がる恐れも有るという事です。
対策として、長時間の使用は避けることや、至近距離でじっと見つめるのも良くないそうです。
30~40センチ程度離して、時々画面から目線を外して遠くを見るようにして下さい、と注意を促しています。
また、疲れも対策として温かい蒸しタオルを目に乗せてパックするのも、目の周辺の血流改善につながるので良いそうですよ、是非試してみて下さい。
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