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狂犬病から生還、世界でも極めて稀! ブラジル

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感染・発病するとほぼ確実に死亡、世界で毎年5万人が犠牲に!!

 

日本ではあまり聞かなくなった狂犬病ですが、実は発症すると命を落とすほどの危険性が有るのです。

ブラジル北部のアマゾナス州で9日、バルセロナ市在住の14才の少年が狂犬病から生還したと発表しました。

 

発病した人の生存は極めて稀とのことで、ブラジルでは2例目に当たるそうです。

 

少年は兄とと妹が狂犬病で死亡した直後の昨年12月2日に、手のしびれを訴えて入院しました。

狂犬病を発病したコウモリに噛まれたと見られており、、医師団は患者を昏睡状態にして抗ウイルス剤を投与する『ミルウォーキー・プロトコル』で治療に当たったと云うことです。

 

父親は記者会見で『息子はまだ弱っているが最悪の状態は脱した』と説明、医師団は『症状をすぐに把握し、迅速に入院させたことが良かった』と説明しています。

犬やコウモリなど哺乳類から人に感染する狂犬病は、発病すると確実に死亡すると言われ、世界では毎年5万人の人の命が亡くなっているのです。

 

狂犬病とは

狂犬病ウイルスが体内に侵入したことにより、一定の痙攣などの重い症状を起こす致死性の疾患なのです。

 

 

日本では、1957年以降、狂犬病の感染はないとのことで、通常では狂犬病の予防措置は必要ないそうです。

 

しかし、最近では2006年にフィリピンで犬に噛まれて帰国後に発症して死亡したケースが有ったのです。

そのため、次のような場合には予防が必要となります。

(1) 狂犬病の流行地域に生息する予防接種未施行の動物に噛まれた時

(2) 狂犬病の流行地域に行き、野生の動物に接触する機会がある場合

・・・・などです。

 

 

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原因は?

狂犬病に感染した動物に噛まれ、狂犬病ウイルスが人に侵入すると、ウイルスは1日に数センチ以下の速度で、神経を伝わり脳まで達し、致命的な脳炎を起こすと云うのです。

 

 

感染は噛まれること以外にも、以前に出来た傷を舐められること、コウモリのいる洞窟内に漂っているウイルスを吸入すること感染動物の死体を扱う時に組織粉を吸入することなどでも発生するという事です。

また、脳炎で死亡した人から摘出した角膜の移植を受けて感染した例もあるそうです。

 

狂犬病ウイルスに感染して人へ伝搬する動物は野良犬が多く、他にネコ、猿、狼、アライグマ、ジャッカル、狐、げっ歯類(ネズミやリスなど)、コウモリなどが挙げられます。

流行地域は、日本、英国、スカンジナビア半島の国々などを除く全世界です。

 

予防接種は必ず受けましょう

狂犬病ウイルスから身を守るために、狂犬病の基礎免疫を作るための予防接種を受けましょう。

 

海外渡航前に厚生労働省検疫所や医療機関を受診して、曝露前接種を行う事です。

 

狂犬病の基礎免疫を作るため、日本では3回接種(初回、4週間後、6~12ヶ月後)を行っています。

WHOや米国のCDC指針では1ヶ月間に3回接種(初回、1週間後、3~4週後)を推奨していると云うことです。

 

曝露前接種を受けていても狂犬病が疑われる動物に接触した場合は、狂犬病ワクチンの2回の追加接種(最終接種後6ヶ月以上立っている場合は、5回以上の追加接種)が必要になるそうです。

安心して海外良好を楽しむためにも、予防接種は欠かせないものとして必ず行いましょう。

 

 

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