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食道がん、飲酒と喫煙が大きなリスク!

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難度高い手術、医療スタッフの熟練度も重要

 

男性患者が8割以上占めると云われている食道がんですが、日常生活の誘引として、飲酒と喫煙が大きなリスク要因に挙げられているのです。

 

 

ちょっとお酒を飲んだだけですぐに赤くなってしまう人が、段々慣れてきてたくさんお酒を飲むようになると、食道がんになる危険性は通常の人の何十倍にもなるそうです。

 

食道がんは見つかりにくい

食道がんは症状が出にくいと言われ、食べ物が飲みにくいなどの嚥下障害が現れた段階では、進行食道がんであることが多いということです。

早期の段階で、粘膜ガンの状態で発見することが必要なのですが、この段階では殆どの症例に自覚症状が見られないそうです。

人間ドックや検診で胃の異常を指摘され、内視鏡検査を受けた際にたまたま食道に発赤粘膜や僅かな凹凸病変などが発見されるということです。

 

日本で新たに食道がんに罹る人は年間2万2000人余と云われ、年間死亡数は約1万1000人と推計されています。

 

 

食道がんでは胸腔内・腹腔内・頸部切開などによる3領域のリンパ節郭清を伴う胸部食道切除と、胃または大腸による28センチ位の長さの代用食道の作成が必要であり、これが食道がん外科手術の基本操作なのです。

 

8月6日付の読売新聞で、今年4~5月に日本消化器外科学会の専門医療制度指定修練施設(認定施設)など935施設を対象に2016年の食道がんの治療実績をアンケート調査をし、435施設(47%)から回答を得たのです。

項目は①手術件数、②胸腔鏡手術の件数、③内視鏡治療件数、非切除で化学療法や放射線治療を行った患者数などです。

 

『手術』は胸部を通る食道の大半を切除し、胃を喉元まで持ち上げてつなぎ合わせて食道を再建することが多いのですが、近接する心臓や肺、大動脈などの重要な臓器を傷つけないように行う必要が有り、難度が高いと云われています。

首、胸部などを切開する開胸手術が主流ですが小さな穴を数か所開けて、カメラや器具を挿入して行う『胸腔鏡手術』を行う病院も増えているそうです。

 


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手術方法や主な治療方法

胸腔鏡手術は、傷は小さいのですが、国内の手術がほぼ網羅的に登録されるデータベーシを用いた調査では「開胸手術に比べ、重症肺炎などが少ない一方、再手術になる確率は高い」と云う結果が出ています。

治療法を選ぶ際には、利点と注意点をよく聞いておく必要が有るということです。

 

ガンが食堂内の粘膜の浅い部分にとどまる早期なら、口からカメラ付きの管を入れて、ガンを粘膜ごと取り除く『内視鏡治療』が用いられます。

手術のように首や胸などを切らずに済むのです。

 

その他、、抗がん剤などの『化学療法』や『放射線治療』、それらを組み合わあせた『化学放射線療法』があります。

ガンが他の臓器に転移し、手術で取り切れない場合のほか、患者の体力を考慮して手術を回避する際にも行われ、また手術と併用することも有るということです。

 

日本食道学会理事長の千葉大教授・松原久裕さんは『食道がん手術は、ガン手術の中でも特に難しいものの一つ。

医師個人の腕だけでなく、手術の前後に患者さんに係る医療スタッフの熟練度も重要で、治療を検討する場合は病院の治療経験をよく聞いておきたい』・・・・・と、話しています。

 


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