原因は腹膜の擦れなど、様々な仮説が
体育の授業や、運動会などでの長距離走、ジョギングなどのスポーツをしている最中に、突然お腹が痛くなる、多くの方が経験しているのではないでしょうか。
昼食後などに体育の授業が入っていると、突然襲われるあの痛みで、体育が嫌いになった人もいるそうです。
それにしても、何故運動をするとお腹が痛くなるのでしょうか?
運動をする前にお腹が痛くなるからと、水分を控えたり、食事は軽めにしたりと、自己対策を練っている方もいるはずです。
あの痛みにの原因や対策法について、様々な研究論文が発表されているそうです。
オーストラリアの研究者たちがまとめた論文、題名は『Exercise-Related Transient Abdominal Pain(ETAP)』となっています。
日本語に直訳しますと『運動に関連する一時的腹痛=EATP』と云う名前がついているのです。
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突然起きる一時的腹痛に悩まされているのは全国共通とのことで、英語では『スティッチ(Stich)』とも表現されているそうです
ステイッチは通常、縫い物などの『ひと針』を意味するとのことですが、シェークスピアの作品にも、この痛みについて言及してる部分があるそうです。
痛みは何故起きるのか?
多くの人が経験してる割には原因や対策法は不明な点が多かったということですが、この15年ほどで急に研究が進歩してきたというのです。
あの痛みは何故起きるのか?・・・・・、これまでは『横隔膜の酸素不足』、『胃腸の障害』などなど様々な説が提唱されてきました。
まだ結論はでていないとのことですが、今有力な仮設となっているのが、お腹の中に有る『腹膜』が刺激されることなのだそうです。
お腹の中に胃や腸など臓器が入っていますが、この臓器を袋のようなもの(腹膜)が包んでいるのです。
ジョギングなどの運動をすると、腹腔が上下左右に揺らされ、中に入っている胃や腸などの内臓が動き、壁になっている腹膜が擦れて刺激され、『あの一時的痛み』が生まれるのではないかというのです。
この仮設が正しいとすると、なぜ「ご飯を食べたとに運動をすると、お腹が痛みやすい」のか?と云うことも説明できるのです。
食後の後は、胃や腸に食べ物が入り、膨れた状態になっており、この状態では運動した時に、壁である腹膜がこすられやすくなる、あくまで仮説ですが感覚的には納得できのではないでしょうか。
痛みを予防するには?
☆ 食事後、少なくとも2時間以内の運動は避ける
☆ 運動中の水分は、一度に大量ではなくこまめに分けて
☆ 背筋を伸ばした良い姿勢を取る
腹膜がこすられるのを避けたり、腹腔が大きく揺らされたりするのを防げばよいということになります。
痛みが出た場合の対処法として、深呼吸が上げられています。
とは言え、この点に関しては『試してみて効果があったら儲けもの』というくらいに思っておいたほうが良さそうです。
急に痛みが出ても、深呼吸などで落ち着きを取り戻せばお腹の中の動きも落ち着き、自然と痛みが和らぐということなのです。
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