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インスリン治療の理解不足、糖尿病児23%が『入園拒否』を経験

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幼稚園や保育施設、インスリン治療の理解不足が原因か

 

子供の時期に発症することが多い『1型糖尿病』で、患者の乳幼児の約4人に1人が幼稚園・保育施設の入園を拒否された経験が有ることが、日本小児内分泌学会による初の実態調査で分かったと云うことです。

学会は、幼稚園などの職員向けに治療法や接し方を説明した『入園取り組みガイド』を作成し、病気の乳幼児への支援を求めています。

 

1型糖尿病の乳幼児は、インスリンというホルモンを注射補充することで、健常者と同じように生活が出来ます。

 

 

効果が長く持続する薬を自宅で打つことで、在園児は注射が必要ないことも多いそうです。

 

調査は、同学会評議員が在籍する123の医療施設に、2016年3月時点で治療中の乳幼児数と、入園経験を訪ねたというもので、24都道府県の57施設から回答が有ったということです。

回答によりますと、治療中の乳幼児164人のうち37人(23%)が入園拒否を経験していたのです。

 

 

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複数の園から拒否された子もいるという事で、事例は47件に上ったという事です。

母親が常に付き添うことを求められ、断念した』などとの報告も有ったそうです。

 

調査結果をまとめた東京女子医科大学東医療センター小児科の杉原茂孝教授は、『入園を拒否された患者が想像以上に多く、非常に残念』として、幼稚園や保育施設に対し、病気への理解を求めています。

入園取り組みガイドは、学会ホームページでダウンロードできるということです。

 

1型糖尿病とは

血糖値を下げるホルモン『インスリン』を分泌する膵臓(すいぞう)の機能が低下する病気です。

 

 

生活習慣病の2型とは違い、自己免疫が原因とされています。

 

小児は10万人に約2.5人の割合で発症しているということです。

1型糖尿病(1DDM,インスリン依存型糖尿病をさし、小児期に起こることが多いため小児糖尿病とも呼ばれています)は主に自己免疫によって起こる病気です。

自分の体のリンパ球が誤って内乱を起こし、自分自身のインスリン工場である膵臓のランゲルハンス島B細胞の大部分を破壊してしまうことで発症するのです。

 

生活習慣病でも、先天性の病気でもありませんし、遺伝して同じ家系の中で何人も発症することは稀と言われています。

過去のウィルス感染がリンパ球の内乱のきっかけになっている場合が多いとのことですが、糖尿病の発病はウィルス感染が治ったあとのことですから糖尿病が感染することはありえないそうです。

 

1型糖尿病では脳死膵臓移植膵島移植を受けるか血糖測定しながら、生涯に渡って毎日数回のインスリン自己注射またはポンプによる注射を続ける以外には治療法はなく、糖尿病患者の99%を占める2型(成人型)糖尿病とは原因も治療の考え方も異なるのです。

このように、主に子供に起こる原因不明の難病であることに加え、治療を厳密に行わないと、心臓腎臓、目、神経等の病気が発症しますので、患者本人の苦痛はもとより、患者家族にとっての精神的、経済的負担は多大なものとなっているということです。

 

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