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阪大iPS細胞で心不全治療へ、世界初の臨床研究に!

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重い心臓病患者にiPS細胞シートを心臓に貼り付けて機能回復を調べる

 

iPS細胞を使って心不全の患者を治療する世界初の臨床研究を大阪大学の研究チームが、学内の審査委員会に申請したという事です。

iPS細胞を使って心不全治療の臨床研究するのは大阪大学・澤芳樹教授(大阪大学・心臓血管外科)らの研究チームです。

 

臨床研究では拒絶反応が起きにくいiPS細胞を使ってシート状の心筋細胞を作り、重い心臓病の患者の心臓に貼り付けて安全性や心臓の機能回復を調べるということです。

 

 

申請が認められ厚生労働省の了承が得られれば、来年前半にも研究を開始したい考えだそうです。

 

澤芳樹教授は、『一刻も早く重症心不全で苦しまれている方々をお助けしたい。いよいよ本格的スタートが出来る』と話しています。

研究チームは既にiPS細胞を使った『心筋シート』の豚への移植には成功していますが、人への臨床研究は世界で初めてだということです。

 

 

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iPS細胞の臨床研究とは

iPS細胞の再生医療の研究は、実施中の目の病気、審査中の脊髄損傷に続く3件目で、心臓では世界初ということに、これまで心臓移植しかなかった患者の治療につながる可能性が有るのです。

早ければ、2018年前半にも一例目の手術を実施売る予定とのことです。

 

計画では京都大学iPS細胞研究所(京都市)が予め作り置きしている『iPS細胞ストック』を使うそうです。

 

 

このiPS細胞を基に拍動する心筋細胞を作成、それをシート状にして2~3枚重ねて重症の心不全患者の心臓に移植するというものです。

 

18歳以上75歳以下の3人を目標に実施する予定で、1年間で安全性や心臓機能の回復などの効果について検証をするということです。

5年後をめどに、一般的な治療法にすることを目指しています。

 

iPS細胞を使う再生医療の国内の研究

国内でのiPS細胞を使う再生医療の研究は、理化学研究所などが目の病気の患者に実施している他、慶応大学が脊髄損傷の臨床研究を学内の委員会に申請しています。

再生医療ならば治療できる場合があると期待されており、順調に進めばiPS細胞を使う医療の普及に繋がるのです。

 

澤教授らはこれまで、心不全患者に別の細胞を移植する治療を実施してきたということです。

患者の太ももなどから取った筋肉の細胞をシート状にして移植をしていたということですが、心筋細胞と異なり拍動しない細胞で、命の危険が迫る重い心臓病の患者では治療効果が低いといった課題が有ったのです。

 

澤教授らは豚での実験で、iPS細胞から作った心筋細胞のシートを移植した際の効果を確認してきたというのです。

移植した心筋細胞は、心臓の一部のように拍動して動くことで従来よりも効果が見込めると見ています。

 

 

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