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健康志向の高まりから大阪の食文化に変化も

 

小麦などに含まれるタンパク質の一種である『グルテン』を控える『グルテンフリー』が、新たな健康法として注目されているというのです。

グルテンフリー対応の飲食店が近年増え、大阪では小麦粉を全く使わないお好み焼き店も現れていると云うことです。

まだ限定的だといことですが、健康志向の高まりは大阪のアイデンティティーとも言える『粉もん』文化にも、微妙に影響を与え始めているそうです。

 

そもそもグルテンにはどのような側面があるのでしょう?

栄養療法を取り入れている新宿溝の口クリニック(東京都)の溝口徹院長の話によりますと、『グルテンは分解されにくい構造のため、腸の粘膜を荒らすことが有る。

人によっては、イライラや鬱といった心の不調の原因になるとも考えられている』と云うことです。

溝口院長は『当院の患者にグルテン2週間抜いてもらうことで、体調や心の状態が改善したケースは多い』・・・・と、指摘しています。

 

著名人も実施している

男子プロテニス界のトップクラスにいるジョコビッチ選手(セルビア)も実践者として知られており、辞書『ジョコビッチの生まれ変わる食事』の中で効果を説いているのです。

こうした著名人の実践例が健康の高まりと結びつき、取り入れる飲食店が増えているようなのです。

 

一方『粉もん文化』が根付いている大阪では、健康に留意しながらも食べる楽しみとのバランスを指摘する声も上がっているそうです。

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『日本コナモン協会』(大阪市)会長で、食文化研究科の熊谷真菜さん(55)は、『アレルギーを持つ人などは控えたほうが良いと思うが、小麦粉は豊かな食生活にも貢献してきた。

より楽しく、美味しく食べたいと思うのが人間だ。

大切なのはバランスで、適量を判断して食べれば良いと思う』と話しています。

 

16年8月に府が警鐘

うどんとかやくご飯、お好み焼きとご飯など主食を2種類同時に食べる頻度は、痩せている人より太っている人のほうが高い・・・・・。

大阪府が行った食生活の調査で、こんな実態が明らかになったのです。

府は、『大阪でよく見られる食習慣で否定はしないが、太っている人は回数を減らすなど工夫していほしい』・・・・・と、呼びかけていました。

 

調査は15年11月~12月に、18歳以上の府民1858人から回答を得たということです。

コメ・パンと麺類や『粉もん』を一緒に食べる頻度は、男性の6割、女性の約半数が週1しょく以上で、男女とも4人に1人が1日1しょく以上と答えたのです。

 

世代別では高齢者(65歳以上)の頻度が最も高かったそうです。

週1食以上の割合を肥満度を示す体格指数(BMI)別で見ますと、肥満の人は63.9%で、普通(51.6%),痩せ(44.6%)の人よりも高かったことも分かったのです。

 

このような背景等の影響を受けてかはわかりませんが、グルテンフリーが少しずつではありますが増え続けているということです。