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歌手・和田アキ子さんがシェーグレン症候群を告白

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膠原病罹患を発表、水を手放すことが出来ない生活を激白

 

 

 

歌手の和田アキ子さん(66)が9月22日にパソナリティーを務めるニッポン放送『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(土曜・午前11時)の中で、涙や唾液が出にくくなる難病『シェーグレン症候群』に罹患している為、水を手放すことが出来ない生活を送っていることを明かしたのです。

 

 

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この日のゲストには、宮城県・慈眼寺住職の塩沼亮潤氏(48)を迎えてのの放送でした。

 

塩沼住職は、1300年間でわずか一人しか成功していなかった修行『大峰千日回峰行』の2人目の達成者となった僧侶なのです。

 

『大峯千日回峰行』は奈良・大峰山の48キロの山道を1日48キロ、16時間掛けて1000日間毎日歩き続け、それが終わった後、9日間飲まない、食べない、寝ない、横にならないという行をこなすという過酷なものなのだとか。

 

99年にこの行を成し遂げ、大阿闍梨となった塩沼住職に対し、『すごすぎる。信じられない』と感心しきりの和田さんだったのです。

 

中でも9日間、飲まないという点について『私は無理。膠原病のシェーグレン症候群ですから。常に水がないと行きていけない』・・・・と告白したのです。

 

和田さんは数年前から同番組でシェーグレン症候群のため、筋肉痛が取れないなど、『常に満身創痍』であることを明かしていました。

 
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シェーグレン症候群とは?

 

関節や筋肉に痛みが出る膠原病の一種で、涙や唾液を作り出している涙腺・唾液腺などの外分泌腺に慢性的な炎症が生じ、涙や唾液の分泌が低下し、乾燥症状を呈する自己免疫性疾患を指します。

 

主に中年女性に後発する涙腺と唾液腺を標的とする臓器特異的自己免疫疾患でも有り、全身性の臓器病変を伴う全身性の免疫疾患でも有るのです。

 

シェーグレン症候群は膠原病(関節リウマチ全身性エリテマトーデス強皮症皮膚筋炎混合性結合組織病)に合併する二次性シェーグレン症候群と、これ等の合併のない原発性シェーグレンに分類されるそうです。

 

 
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原発性シェーグレン症候群の病変は3つに分かられ、1つ目は目の乾燥(ドライアイ)口腔乾燥の症状のみが有る患者さんでほとんど『健康』に暮らしている患者さんもいますが、ひどい乾燥症状に悩まされている人も約45%いるそうです。

 

2つ目は、全身性の何らかの臓器病変を伴うグループで、諸臓器へのリンパ球浸潤、増殖による病変や自己抗体、高Yグロブリン血症等による病変を伴う患者さんで約50%になります。

 

3つ目は、悪性インパ酒や原発性マクログロブリン血症を発症した状態で約5%います。

 

経過を見てみますと約半数の患者さんは10年以上経ってもなんの変化も見られませんが半数の患者さんは10年以上立つと何らかの検査以上や新しい病変が見られるそうです。

 

 
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