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ビタミンD 、入居施設の高齢者の8割に不足の報告も

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カルシウムの代謝を促すビタミンD、施設内での日光浴不足が原因か?

 

 

 

ビタミンDは、骨の形成を助ける栄養素で、くる病を予防する栄養素として発見され、ビタミンD が不足すると小児ではくる病を、成人では骨軟化症として発症するというのです。

 

 

骨はコラーゲンを土台として、リン酸カルシウムの結晶が沈着(石灰化)して硬い組織が構築されていますが、くる病ではカルシウムとリンが不足するため、石灰化が起こらず、軟かい骨になってしまうのが特徴なのです。

 

 

ビタミンD の主な役割は、生体のカルシウムの代謝を正常に保つことで、すなわちビタミンDは小腸におけるカルシウムやリンの吸収を助け、腎臓におけるこれらのミネラルの再吸収を促進して、血中のカルシウムやリンの濃度を一定に保っているのです。

 

 

結果的に、骨へのカルシウムとリンの沈着を促し、骨の形成と成長を亢進します。

 

 

すなわち、骨において、ビタミンDの直接作用は骨を溶かすことであり、間接作用として、カルシウムを介して、骨の形成を助けます。

 

 

この仕組みに関わっているのが副甲状腺ホルモンとカルシトニンで、ビタミンDは血液を介して小腸や腎臓及び骨といった標的器官でその作用を発揮することから、ビタミンというよりむしろホルモン定義に当てはまるそうです。

 

 

日本人の食事摂取基準(2015年盤)では、1日あたりのビタミンDの摂取目安量として、成人では5.5μg、成長期では4.5 μg、0~12かげつのにゅうようじでは5μgが推奨されています。

 

 
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2013年の国民健康・栄養調査におけるビタミンDの摂取量は、男性で平均8.1μg/日、女性で平均6.9μg/日摂取ですが、高齢者では日光に当たる時間が短かったり、ビタミンDの合成が充分でなかったりして、ビタミンDが不足しがちだというのです。

 

 

高齢者施設の入居者を対象とした調査では、ビタミンDが不足している割合は、80%以上であったということです。

 

 

ビタミンDが欠乏すると小児ではくる病、成人では骨軟化症になることが知られていますが、欠乏まで至らなくても、不足気味の上位帯では血中カルシウム濃度が下がり、その刺激で甲状腺ホルモンが分泌され、この状態が長く続くと、骨の破壊が起こり、骨粗しょう症になるそうです。

 

 

したがって、特に高齢者では食事からの摂取と1日に15分程度の適度な日光浴で、ビタミンDが不足しがちにならないようにすることが大切です。

 

 

日焼けを気にするあまり、、服装や化粧で皮膚のすべてを覆うのは得策ではないということです。

 

 

ビタミンDが不足しがちな場合は、ビタミンDが強化された栄養機能食品やサプリメントからの摂取も可能だとか、ただ、ビタミンでは脂溶性なので、尿中に排泄されにくく、生体内の脂肪組織や肝臓に蓄積しやすいことから、過剰摂取には注意が必要です。

 

 
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ビタミンDの過剰摂取は、骨からカルシウムとリンが大量に溶出するため、血中のカルシウム濃度が高まり、腎臓や筋肉へ沈着して石灰化を起こすというのです。

 

 

腎臓にカルシウムが沈着すると腎結石に、また全身症状として、ミルクアルカリ症候群を発症するとのことです。

 

 

ミルクアルカリ症候群は、吐き気や食欲不振、体重が減少して、体調不良に陥るもので、ビタミンDをサプリメントから摂取する場合は、摂取目安量を守ることが大切だということです。

 

 

サプリメントに頼らずに、食事や1日15分の日光浴で改善を促しましょう。

 

 

 
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