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何故『あの人』が嫌いになるのか?理由、それは人間アレルギーかも!

 

 

ストレス社会の現代ですが、其のストレスの大部分は人間関係に原因が有るのではと考えられ、職場は、いわば人間関係の百貨店とも云われ、『百人百様』悩みは尽きないのです。

 

 

例えば、病院で医療事務をしている公子さん(仮名)は30代の女性ですが、責任感が強く、今まきっちりと仕事をこなすことで、職場の信頼を築いてきたのです。

 

 

ところが、其の公子さんが困り果てる自体が起きたのです。

 

 

 

 



 

 

 

 

 

発端は、事務全般を切り盛りしてきたベテラン主任の退職、公子さんの負担が増えた所に採用された新人女性が自体を悪化させてしまったのだとか。

 

 

新人女性は明るくよく喋る人で、最初は公子さんも『感じのいい子』だと思っていたそうです、ところが一緒に仕事をするようになると、次第に問題が出てきたというのです。

 

 

カルテを出している途中で他の仕事を云われると、出しかけていた患者のカルテを置きっぱなしにしたまま忘れてしまったり、重要な連絡を伝え忘れていたり、とアバウトな性格が目立つようになったのだそうです。

 

 

最初は、慣れていないせいだと思い、ミスを防ぐ方法を指導したのですが、でも、口では『気をつけます』とは言うものの我流のやり方で適当にやり、同じミスを繰り返す始末なのです。

 

 

患者さんや医師に叱られるのは、上の立場にある公子さん、なのに新人女性は悪びれず、調子よく数位に甘えているというのです。

 

 

事務長や医師も『明るくていい人が来たね』と言ったりするので、公子さんは参ってしまったという訳なのです。

 

 

最近では新人女性の顔を見ただけで嫌悪感を覚え、声を聞くと虫酸が走る用になり、眠りも浅く、イライラし、気持ちも沈んでしまい、『彼女を雇い続けるのなら、こっちが辞めたい』とまでも思い詰めているというのです。

 




 

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相手を異物として認識し、拒否する人間アレルギー

 

 

『一度くらい不快な目にあっても大目に見ようとする意識が働くのが普通でしょう。しかし、いくら寛大な人でも、同じような迷惑を繰り返しかけられ、それについてお願いや注意をしても改善の兆しがなく、同じことを繰り返されると、相手に対する心理的なアレルギーが生じてしまいます

 

 

と、指摘するのは臨床経験27年のベテラン精神科医で、『人間アレルギー 何故「あの人」を嫌いになるのか』(新潮社刊)の著者岡田尊司さんです。

 

 

『身体のアレルギー反応と同じように、人間の心には人間を拒絶する仕組みが有るのです。私はそれを「人間アレルギー」と呼んでいます』と文の中で解説しているのです。

 

 

ある物質が異物として認識され、アレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)となることを感作というのですが、『相手の言動に小さな違和感や不快感が芽生えた段階で心理的感作が起き、異物として認識されるとともに、心理的抗体が生まれます

 

 

そして、相手からの意に反する行動や不快な態度が引き金となって、激しい怒りや拒絶反応が誘発されるのです』と云うのです。

 

 

そもそも、異物かどうかの認識はどのように行われるのでしょうか。

 

 

容姿や社会的地位、趣味や教養、経済力、学歴、性格など判定の材料はいろいろ有りそうですが、岡田さんによりますと、主な基準は『自分を害することがないか』と、『常識やルールを共有できるか』の2つだということです。

 

 

最初のうちは素敵な人だと思っていたのが、ある時期を境に次第に違和感や不快感が芽生えている・・・・・そういう人は、相手が異物の基準に抵触していないか、見なおしたほうが良いかもしれないとの事です。

 

 

『人間アレルギー」は多かれ少なかれ、人間社会にとっては起こりえる環境が有ると云う事なのです。

 

ディリー新潮より抜粋