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妊婦が感染する事で、胎児を襲う『TORCH症候群』とは

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ジカ熱だけではない胎児を襲う『TORCH症候群』とは

 

 

 

世界中が注目する感染症『ジカ熱』、ネッタイシマカを媒介とし、妊婦が感染すると胎児が小頭症などになる可能性が指摘されているのです。

 

 

然し、この他にも妊婦が感染することで胎児が生まれる時に、重篤な影響を引き起こす病気が有るというのです。

 

 

それらは、代表的な病原体の頭文字を取りTORCH症候群』と呼ばれているというのです。

 

 

小頭症や水頭症、発達の遅れ、肝機能障害などを、胎児に引き起こす恐れが有るということですが、もし、ジカ熱と小頭症の関連が明らかになれば、これも『TORCH症候群』に分類されるそうです。

 

 

此等の『TORCH症候群』について、『ナビタスクリニック』の久住英二さんは次のように解説しています。




 

 

 

TORCH症候群の中で、最も有名で代表的な病気風疹だそうです。

 

『妊娠20週以前に感染すると、胎児に何らかの障害を引き起こす可能性が高いです。

 

中でも多いのが軟調で、週すが早ければ流産、死産などの危険もあります。

 

ワクチンがあるので、しっかり予防できるのですが・・・・・・』と指摘しています。




 

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他にも注意を払うべきTORCH症候群の病原体が有るというのは、長崎大学病院小児科の森内浩幸さんです。

 

 

 

ネコブームですが、『トキソプラズマは、猫を宿主にした『原虫』と云われる単細胞生物です。原虫の卵を含む猫の便が感染源となります。症状が軽く、健康な人なら感染に気づかないケースが殆んどです』と話し、妊娠可能な年齢で抗体を持っている人は数%から10数%、気をつけたいのは、妊婦がこのトキソプラズマに初めて感染した時だとの事です。

 

 

『全ての胎児が感染するわけではありませんし、感染しても無症状の時もあります。

 

然し、重症の場合は、胎児は小頭症、水頭症となります。

 

フランスの調査では、体内で感染した約200人の子供のうち、水頭症の子は3例でした』と云うことです。

 

 

 

生まれた時に無症状で合えば、ほとんどが見過されてしまう。

 

 

然し、トキソプラズマの胎児感染による障害で最も多いのは視覚障害と云われ、3歳児検診の視力検査で発覚し、精密検査で感染が分かることも珍しく無いということです。

 



 

 

 

そしてもう一つ、知っておくべき病原体が、サイトメガロウイルスです。

 

 

『日本人の妊娠可能な世代の約70%が感染している、ごく普通のウィルスです。

 

然し、妊婦が初感染すると、胎内の赤ちゃんに感染するリスクも高まります。

 

感染した赤ちゃんの約30%に障害が出ると云われ、其の数は年間1千人と推測されます。

 

其の約50%に難聴の症状が有るのが特徴です』と指摘しています。

 

 

トキソプラズマや、サイトメガロウイルスに関しては、多くの自治体の妊婦健診で抗体検査をしていないのが現状なのだそうです。

 

 

『医療関係者にさえ、十分なTORCH症候群の危険性が認識されていません。

抗体検査が徹底されれば、妊婦も注意するため胎内感染してしまう赤ちゃんも減り、感染してしまった場合でも、早期診断・早期治療によって重症化を防ぐことが出来るのです』と注意を呼びかけています。

 

 

母親が、正しい知識を得ることが、生まれてくる子供を守ることにつながるということです。

 

 

 



 

 

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