fMRIで、統合失調症の客観的判断が可能になるかも!
情報通信研究機能情報通信融合研究センター(大阪府吹田市)の下川哲也・主任研究員(応用数学)と、大阪大学の橋本亮太准教授(精神医学)らの研究グループが、機能的磁気共鳴画像化装置(fMRI)を使って脳全体の活動を画像化し、統合失調症患者と、健常者を比較する手法を開発したと発表しました。
下川研究主任は、『多くの臨床例を合わせて分析を進め、医師の診断を支援する自動診断システムを構築したい』と話しているということです。
統合失調症は、幻覚や妄想などの症状が出る精神疾患で、100人に1人の割合で発症すると云われており、検査による客観的な診断が難しく、医師の問診によって診断されているそうです。
研究とは
下川主任研究員らは、fMRIを使って脳全体を90箇所領域に分けて活動状況の波形を5分間計測したのです。
各領域の波形を5種類に分類して、似ている波形の領域同士を同じ色にして、画像化したというのです。
健常者と、統合失調症患者の男女37人の脳の画像を比較した結果、健常者は頭頂部と後頭部が同じ色になるということですが、患者は違う色になるなど、健常者と患者とでは差がでたということです。
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更に、別の36人の健常者と患者で検証しても、同様の結果となったとのことです。
健常者や、患者同士の画像は85%以上が一致したそうですが、健常者と患者での一致は75%以下だったと云うことです。
fMRIへの多様生
近年、fMRIを使った解析が進んでいるということですが、此れまでは、脳の特定の部位にしか注目されていなかったそうです。
今回は、脳の各部位が連携して働いていることに着目し、脳全体の活動を計測したということです。
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近年、うつ病や統合失調症などの精神疾患で、薬物で症状をコントロールする治療が一般的なのですが、他種類の薬を一度に処方する『多剤処方』に悩む患者や其の家族がいるというのです。
患者が薬漬けに
処方量が増えると、様々な副作用に苦しみ、『薬漬け』になった患者は服用をやめられなくなる、悪循環に陥ることも有るというのです。
其のようなことを防ぐ意味でも、精神障害の客観的な判断の目安がができるのあれば、いたずらに患者が薬漬けになることもなく、安心ができるのではないでしょうか。
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