SMAP中居さんも手術を!
歌手で音楽プロデューサーであるつんく♂さんや、故・忌野清志郎さんなどを襲った喉頭がんですが、SMAPの中居さん(42)が6月27日、ニッポン放送のラジオ番組の中で『喉の腫瘍を手術した』ことを明らかにし、話題になりました。
1年前から声に違和感があったという中居さんですが、良性腫瘍のために、術後も良好だそうですが、関係者も全く気づかなかったと云うことです。
声は日常的に使うものですから、『喉の腫瘍』と診断されたら誰だって不安になります。
悪性腫瘍と、良性腫瘍、そして喉によく出来る事が多い『ポリープ』とは、一体どのようなものなのでしょう。
喉の悪性腫瘍とは
喉に出来る悪性の腫瘍『咽頭がん(喉頭がん=コウトウガン)』、これは、女性よりも男性が多くなる傾向が強いと云われているそうです。
特に日常的にお酒を飲んだり、たばこを吸ったりする人は、アルコールやニコチンによって喉頭の粘膜が傷つくことが多いために、咽頭がんのリスクが高くなるそうです。
咽頭がんには次の3つの部位に分けられるということです。
★ 上咽頭癌
鼻腔の最も奥にある咽頭へつながる部位に出来るがんのことで、鼻詰まりや鼻血、鼻水に血が混ざるなどの症状が見れれるとのことです。
また耳が詰まった感じがする、聞こえにくいなどといった症状が現れることも、さらに脳神経に症状が現れると目が見えにくくなったり、首のリンパ節が腫れたりするということです。
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★ 中咽頭がん
口を開けた時に、口の奥にめる場所にできるがんのことを指し、中咽頭がんに罹ると食べ物を飲み込む時に違和感があったり、喉がしみたりといった痛みを感じることが有るそうです。
息が鼻に抜けるために、声がかすれたりするのも特徴だということです。
★ 下咽頭がん
喉の奥に有る喉仏から、食道に繋がる場所にできるがんのことで、耳の周りに痛みを感じたり、リンパ節に腫れやしこりが出来るのが特徴だそうです。
物を飲み込む時に異物感やしみる感じがする、また声が枯れるといった症状も特徴的だそ云うことです。
上咽頭癌の場合は、ウィルス伝染が関わることがわかっていると云うことですが、若い世代も発症することがあるそうです。
一方、中咽頭がんや下咽頭がんの場合は、飲酒や喫煙が原因となることが多く、中高年の男性がかかることが多いということです。
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良性ポリープと声帯ポリープの違いは
○ 咽頭の良性腫瘍
咽頭に見られる良性腫瘍は、カリフラワー状の小さな腫瘤が特徴だそうです。
大きく成長したり、ガン化したりするおそれの物も有るということですが、ほとんどの良性腫瘍は局部麻酔後の切除や、レザーで切除するだけで治療は完了するとのことです。
中には、経過観察のみで、手術が必要ないケースも有るということです。
○ 声帯ポリープは
声帯の振動する部位に膨らみが出来、空気が漏れて声が枯れやすくなるのが声帯ポリープだということです。
声帯ポリープはガンではなく、また放っておいてもガンには成らないということです。
声の酷使や炎症が起こったことによる粘膜の充血が原因で出来ると言われているとのこと、教師や歌手、政治家などに多く『職業病』とも云われる程だそうです。
よく話す人や声だけに力を入れて話す人に見られ、大きなポリープの場合は手術することも有ると云うことですが、基本的には『一定の期間、声を出さない』と言った治療法が用いられているそうです。
喉を労るためには『禁酒』、『禁煙』、『静かな発生』が大切で、咽頭がんが進行すると最悪の場合に死にたることも、また声帯そのものを摘出しなければ成らない場合もあるそうです。
日頃からお酒や煙草を控え、喉を酷使せず、お腹から声を出す発声法にするなど、喉に負担をかけないことが大切だということです。
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