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熱中症

熱中症対策に運動直後の牛乳が効く

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牛乳で暑さに負けない体つくり

 

 

決して牛乳メーカーの応援をしているわけではありません。真面目な話です。

 

梅雨が開ければいよいよ本格的な夏到来となりますが、TVなどメディアでは夏到来に合わせて「熱中症に注意』、『水分を取るように』、『塩分補給を忘れずに』と注意を促しています。

 

あまりの暑さに子供でさえ、外にでるのが億劫になるのですから、私達大人なら尚更のことです。

 

暑さに負けない強い体を作るにはどうしたら良いのでしょう、信州大学・能勢博教授は運動とある食品の組み合わせが効果的だと、推奨しています。

 

 

 

暑さに負けないからだとは

 

 

私達の体温は37℃付近に調整されているのですが、此処で云う体温は体の中心温度を指し、いわゆる脳の温度のことを呼びのです。

 

この体温がわずか0.1℃上昇しただけで身体は変化と捉え、暑いと感じ、皮膚の血流を増やし、皮膚表面から熱を放散させる、つまり汗をかいて皮膚表面から蒸発させ、体温が上がリ過ぎないように調節するのです。

 

すなわち皮膚の血管が広がりやすく血流が増えやすい人、汗をかきやすい人ほど、暑さに強い、といえるのです。

 

 

 

運動直後には乳製品を

 

 

では同すれば良いのか、?皮膚の血管が広がりやすく汗をかきやすい身体にするのは・・・・・・・

 

答えは運動にあります、30~60分間ややキツイ運動をした直後に、糖質や乳タンパク質を多く含む乳製品を取れば良いというのです。

 

例えば牛乳ならコップ1~2杯を、牛乳が嫌いな人はヨーグルト、チーズなどでも効果はあるそうですが、ニュ製品は一般に糖分の含有量が少ないということで、一緒にクラッカーやハチミツなどを摂ることがオススメだとか。

 

糖質から合成されるエネルギー源が運動によって不足すると、筋肉が分解され、筋力が弱くなってしまうのだそうです。

 

此れを1~2週間続ければ、グッと暑さに強い体に変えることが出来るということです。

 

 

運動直後の乳製品摂取は血流が増える

 

 

運動直後に乳製品を取ると血液量が増えると云われ、運動習慣のない人の血液量は体重の7%なのですが、マラソン選手は其の倍近く有るのです。

 

血液量が増えると、心臓は多くの血液を皮膚に流すことが出来、汗を作る汗腺にも汗の原料となる水分・電解質も行き渡り汗を良くかけるように成るのです。

 

 

血液量が増える訳は

 

 

運動の直後に肝臓では、アルブミンというタンパク質の合成が進み、其のタイミングで乳タンパク質を取ると、其れがアルブミンの原料となって合成が促されるのです。

 

合成されたアルブミンは血液中に放出されますが、分子のサイズが大きいためのに血管お壁を超えて外に出て生きにくく、結果として血液の浸透圧が上昇し血管外から水分を引き込むために、血液量が増加するのです。

 

 

暑さに強い人は汗の量が少ない

 

 

暑さに弱い人は、『熱い』と意識するレベルまで体温が上昇しないと皮膚の血管を拡張しないため、汗をかけません。体温の上昇が進んだ分、かき始める汗も多くなるのです。

 

つまり太っている方は、暑いと感じるまでに時間がかかり、また体が冷えるまでに時間がかかるために汗をかきやすい、暑さに弱いと思われがちなのですが、実は其れが誤解だということが判ります。

 

暑さに強い人は、体温が少し上がるだけで皮膚の血管が広がり、大量の血液を体の表面に流せるのです。

 

此のような人は、暑いと意識する前に、熱を放散して体温を下げており、汗をかいたとしても体温が上昇していない分、うっすらと皮膚表面を濡らす程度なのです。

 

運動をして、気持ちのよい汗を書き、直後においしい牛乳とビスケットで、熱中症に負けない体を作りましょう。

 

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